ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

「センス」という言葉は、必ずしも英訳するときにそのままsenseを使わなければならないわけではない。

2010年04月15日 | Weblog
「ギフト~E名言の世界~」2010.4月号より。

日本人は何気なくセンスという言葉を口にするものだが、英語にする場合はそれがそのままsenseにしない方が意味がよく通じる場合も多いらしい。このテキストはもともと英語の勉強のためのものだから、少しだけ英語についても触れておこうと思った次第。

ここでは、将棋の羽生善治さんの名言を紹介していた。それは「ひらめきやセンスも大切ですが、苦しまないで努力を続けられるということが、何よりも大事な才能だと思います」だった。

このセンスという部分をどう英訳するかということについて述べられていた。ここでは何とeyeという言葉が使われていたのだ。have a good eyeというふうになっていた。つまり目は、物事をとらえるsense「感覚」の源だったからだ。視覚は人間の五感のひとつだった。

ここでは別の例も示されていた。「彼女には音楽のセンスがある」は“She has an ear for music.”となる。さらに、芸術を見極める目なら、an eye for art となっている。

また、買い物のセンスがある、はお買い得を見つけるのがうまい、と考えられ、an eye for a bargainともなるようだ。日頃英語とはすっかり遠ざかっているが、こう見てくるとなんだか英語が身近に感じられてきそうだな。

先ほどの羽生さんの英訳は、“Being inspired and having a good eye is vital,but the crucial ability is to keep striving without agonizing over it.”となっていた。やはりかなり難しいか・・・