ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

たった一つの共通項だけで出会うというところ・・・

2010年04月25日 | Weblog
「たんぽぽの日々」俵万智著より。

ここでの共通項とは、「子ども」だった。つまり同じ年に生まれた子どもの母親だったということだ。たまたま同い歳だったからというだけで知り合いになり、コミュニケーションが始まる。

もし、子どもという共通項がなければ、一生出会わなかった関係でもあるのだろう。俵さんはそういう、「たまたま」の出会いがまたおもしろいと感じていた。一緒に買い物に出かけ、ゴハンを食べ、自宅を行き来したりするようになる。

「子ども」と「地域」が共通してくると、話題はいくらでもでてくるようだ。同じような悩みを抱えているかもしれない。また、おしゃべりによってストレス解消というものその効果ともいえそうだ。

子育てでは、母親として先輩になる人もいた。そんな人の意見も参考になるのだろう。子育てという期間限定かもしれないが、子どもが運んできてくれた人間関係を楽しみたいと考えているようだ。

場合によっては、またそこから長い付き合いになるかもしれないし。子育てから人はなにか共通項があると、話が弾みやすいもなのだろう。オヤジたちにはあまり考えられないことだ。いずれにしても、男女とも学生時代に出会った気の合ったの同級生は、最もお気楽な友と言えるだろうな。

ここでの短歌は次のものだった。「子の友のママが私の友となる粘土で作ったサンタのブーツ」。下の句の七七の部分は季節に関係なく、遊びや行事にまつわるようなどんな言葉がきてもいいのだろうが。