ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

準備の果実が「質」・・・

2010年04月28日 | Weblog
「朝日新聞」2010.4.18付けより。

“朝日求人”のインタビュー記事の中で、黒柳徹子さんが述べていたフレーズだった。これはこの日のタイトルにもなっていたが、初めのうちはなんだかピンとこなかった。

記事を何度か読み返し、また実際に「徹子の部屋」を観たあとでようやく理解できるようになってきた。まず、ここには番組制作の過程(裏話のようなもの)までが書かれていた。

なんと月曜、火曜の二日間で3人づつのゲストを招いて収録していたのだ。またそのゲストに関するスタッフとの内合わせは金曜日に5,6人分集中して行っていた。一人のゲストにつきディレクターが一人いて、調べてきたエピソード、資料の説明をしてくれるのだった。

1件(つまり一人あたり)で1時間以上かかり、頭に入れるために自分で作る手書きのメモは12,3枚になるという。打ち合わせ時間は毎週6時間に及ぶようだ。また、ゲストのCD,DVD,著書、なども揃えてくれるようだ。作家ならデビュー作、受賞作、最新作などきっちりと読むという。映画なら出演作品を真剣に見ているそうだ。

実に入念な準備があってこそ、そのゲストに相応しいインタビュー番組ができあがっているのだということがわかる。つまりそれが、準備の果実としての番組の質になっていたのだ。しかし、いくら準備をしたからといって、必ずしも完璧なことばかりではないらしいが。しかし、ポイントは自分作るメモそこが大事なものだと感じた次第。