「教育力」齋藤孝著より。
ここでは、対談した柔道の野村忠宏選手を例に取り上げていた。野村選手は少年時代市の大会で女の子に負けたという。体が小さすぎて勝てなかったようだ。中学、高校になっても全く勝てなかった。
しかし、そんな時代でもずっと、技は切れると思っていたようだ。基本はできているが、ただパワーがないだけだった。だから時期がくれば必ずトップに立てると確信していたという。勝ち負けには経験や体力差などいろいろな要素が含まれる。
彼の向上心を支えたものは、きっちりした技を身につけておけば、絶対に一流になれるということだったようだ。常に技を磨き続け、その結果として五輪で三連覇という偉業を達成できたのだ。
あらゆる相手の技に対して、必ず反応できる体も技であったのだ。それを20年をかけてつくってきたのだった。その自信があるからこそ、試合本番ではリラックスしてのぞめるようだ。
さて、自分を振り返ってみて、仕事の中で人にないどんな技をもっているだろうか、また磨き続けているだろうか・・・とふと考えてしまった。
ここでは、対談した柔道の野村忠宏選手を例に取り上げていた。野村選手は少年時代市の大会で女の子に負けたという。体が小さすぎて勝てなかったようだ。中学、高校になっても全く勝てなかった。
しかし、そんな時代でもずっと、技は切れると思っていたようだ。基本はできているが、ただパワーがないだけだった。だから時期がくれば必ずトップに立てると確信していたという。勝ち負けには経験や体力差などいろいろな要素が含まれる。
彼の向上心を支えたものは、きっちりした技を身につけておけば、絶対に一流になれるということだったようだ。常に技を磨き続け、その結果として五輪で三連覇という偉業を達成できたのだ。
あらゆる相手の技に対して、必ず反応できる体も技であったのだ。それを20年をかけてつくってきたのだった。その自信があるからこそ、試合本番ではリラックスしてのぞめるようだ。
さて、自分を振り返ってみて、仕事の中で人にないどんな技をもっているだろうか、また磨き続けているだろうか・・・とふと考えてしまった。