ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

人生を豊かにする「心のビタミン」

2009年04月08日 | Weblog
「相鉄瓦版」2009.4月号より。

華道家の假屋崎省吾さんの教室に通う生徒さんは、約700人いるという。常に時間に追われてかなりご多忙だとは思われるが、月に10回以上教室を開いて、直接指導しているようだ。

教室によっては看板の先生はめったに出てこないところもあるらしいが、假屋崎さんは生徒さんと触れあう時間はとても掛け替えのない時間だと述べている。こんなことからも、実に真面目な指導を心掛けていることも感じられる。

実際、マスコミやテレビで見る假屋崎さんは、明るく振舞ってやさしい感じも見える。ところが、花を生ける現場では実にてきぱきと厳しい。二年ほど前にあるホテルの催事の飾り付けの会場でダイナミックな生花をいくつも制作してる現場にいたことがある。

広い会場では、トレードマークの長髪を束ね帽子をかぶって、汗まみれになって動いていた。弟子たちには厳しい口調で指示する姿は、とうていテレビでの彼の姿とは全く異なっていた。まさにひとりの芸術家を見た思いがしたものだった。

そんな彼は人には「花は心のビタミン」だと言っているようだ。それは、花をライフスタイルに取り入れると、心の潤いが格段に変わってくると感じているからだった。

お祝いの席には華やかな花は一層場の雰囲気を盛り上げてくれるもの。そして花は人生を明るく豊かにしてくれるものだろう。

花はいただいても差し上げるのもうれしいもの。生花は生花なりの、造花は造花なりの良さをもっている。選んだものを差し上げ、喜んでいただけた時はやはり花のビタミンを実感。そのポイントはタイムリーかどうかもあるだろうな。