ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

素質と関係なく、技を丹念に磨けば誰もが一流になれる・・・

2009年04月17日 | Weblog
「教育力」齋藤孝著より。

ここでは、対談した柔道の野村忠宏選手を例に取り上げていた。野村選手は少年時代市の大会で女の子に負けたという。体が小さすぎて勝てなかったようだ。中学、高校になっても全く勝てなかった。

しかし、そんな時代でもずっと、技は切れると思っていたようだ。基本はできているが、ただパワーがないだけだった。だから時期がくれば必ずトップに立てると確信していたという。勝ち負けには経験や体力差などいろいろな要素が含まれる。

彼の向上心を支えたものは、きっちりした技を身につけておけば、絶対に一流になれるということだったようだ。常に技を磨き続け、その結果として五輪で三連覇という偉業を達成できたのだ。

あらゆる相手の技に対して、必ず反応できる体も技であったのだ。それを20年をかけてつくってきたのだった。その自信があるからこそ、試合本番ではリラックスしてのぞめるようだ。

さて、自分を振り返ってみて、仕事の中で人にないどんな技をもっているだろうか、また磨き続けているだろうか・・・とふと考えてしまった。

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