ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

「嘘はつかれた数だけ幸せになれる」

2009年04月01日 | Weblog
「嘘はつかれた数だけ幸せになれる」丘舜介著より。

今日がたまたまエイプリル・フールということでそれにふさわしい一冊を取り上げてみたいと思った次第。上記は本のタイトルそのままで、フレーズというよりつまりそれ自体が気になったのだ。

今年の初め神田神保町の古本屋を何気なく覗きながらぶらっと歩いてみた。その時購入した5冊のうちの1冊がこれだった。しかも、買っただけで中身はほとんど読んではいなかった。表紙も比較的きれいで古くはないが、もうすっかりホコリがついている。

さて、一体これはどういう内容だろうと今頃になってから気になって、さっそく手にとって目次を開いてみた。すると、次のような項目が目に入ってきた。「正直だけで本当に幸せがつかめるのだろうか」、「あのときどうして、嘘をつかれてしまったのか」、「どうせなら、一生つきとおしてほしかった嘘」、「知らなければ、幸せは続いていたのに」、「嘘はつくよりつかれた方がいい」・・・など。

どれも、これも実に気になる目次の項目だった。本当に嘘はつかれた数だけ幸せになれるのだろうか。嘘をつかれて知らなかったということは、ある意味知って不幸な気持ちになるよりラッキーなのかもしれないな。俗にいう知らぬが仏という言葉もあるように。

または、人の秘密をたまたま偶然知ってしまっても、知らぬふりをすることでも、人間関係がうまくいくこともある場合も多そうだ。あえて、口に出さないことも人生では大事なことでもあったのだ。まあ、そんなことはいちいち人に言われなくても、大人だったら誰でもわかっていることだろう。

ところが、しばしば、そんな暗黙のルールを破って知ったかぶりをしたばかりに不幸に陥ってしまうこともあるらしい。また、ついつい「ここだけの話」ってやつが、ほとんどの周囲の人の知るところとなるというような話はよく聞く。人の口に壁は立てられないということだろうな。

なんだか今日はいつもよりキーボードを打つ指が滑りすぎたような気がするな。ま、ご想像のとおり、この話も本もタイトルも著者も含めて全て思いつきのつくり話(つまり嘘)ですがね。(それさえ知らなければ、本屋に走った?)