素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

もうひとつの“鬼平犯科帳”

2012年12月11日 | 日記
 BSフジ月曜日19:00とサンテレビ火曜日20:00からの“鬼平”は中村吉右衛門、この2つは「好きやね」と言われながら見続けてきた。加えてBSフジでは火曜日19:00から“鬼平犯科帳’71”の放映が始まった。40年ほど前の作品である。鬼平は松本白鸚。貫禄のある鬼平である。今日は「凶族」。吉右衛門版でも2度ほど見ているが飽きが来ない。料理、味付けの仕方の違いも楽しみながら見ている。「中毒やね」と言われる。木村忠吾役で古今亭志ん朝が出ているのも嬉しい。

 噛むほどに味の出るスルメのような作品が少なくなったように思う。もう1つ火曜日に楽しみな番組が始まっている。NHK・Eテレ21:30からの“趣味DO楽・仏像拝観手引”である。これも昨年の11月、12月に“直伝 和の極意”で放映されたもののアンコール放送である。その時に買ったテキストを読み返しながら彫刻家・藪内佐斗司さんの温かい人柄にもう一度ふれることができることを嬉しく思っている。

 古い仏像の紹介だけではなく、いにしえのひとびとの智慧と技を受け継ぎ現代に蘇らせようとする若者たちの研究も紹介されているので他の古寺、仏像めぐりとは一味違う。
コメント
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