素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

冬至・終業式・寝屋川公園20km走(4km×5)

2012年12月21日 | 日記
 私にとっては二十四節気の中で一番存在感のあるのが“冬至”。寒さはここから厳しくなっていくのだが、昼は今日より短くなることはない。冬至は太陽が最も衰える日であるとともに、衰えた太陽が復活に転じる日でもある。 “一陽来復” 何となく元気が出てくる。

 学校も今日が終業式。最も長い2学期が終わる。一服来福となることを祈るのみ。

 そこでではないが、およそ2ヶ月半ぶりに寝屋川公園の4kmコースを5周する20km走をすることにした。2時間で走ることが大きな目標。アップダウンの連続するこのコースでは私にとってはハードルが高い。萩・石見空港マラソンの2週間前の2時間18分22秒がベスト。残り1周で足が動かなくなり失速するのである。ワーストは初めて20kmを走った時の3時間09分07秒。4周目から失速し5周目は途中から歩いたと記憶している。

 2周目までは4km24分、時速10kmのペースを維持できたが3周目以後足が重くなり徐々にペースダウン。気持ちだけではどうにもならない。ということを知るのがマラソンの効用の1つかもとジムで冗談混じりに話したことを思い出す。結果は2時間14分42秒。

 夜、松山の叔母から内祝いが届く。春に大きな手術をされ、自宅療養を続けてこられたがようやく回復され治療もエンドになったという手紙が添えられていた。

 「お陰さまで、これからは、安心して電車に乗っての外出も出来ますし、孫たちとも穏やかな新年を迎えられると思う、それだけで心のそこから喜びが溢れます。

 のんびり、ゆっくりとは思いますが、一歩、一歩、前に向かって歩んでまいります。

 皆様方には、心より感謝をこめて、ありがとうございました。

 荒々しい自然、猛々しい世相、そして自身のことも含めて、悲しい1年と思っておりましたのに、ノーベル賞を受賞された山中伸弥さん、研究者そのもののお姿の中から、時折こぼれる心温まるジョークに、うれしい年の締めくくりになりました。」
 

 “一陽来復”の日の締めくくりとして最高の便りであった。

 もったいないからと皮をむかれたゆずが1つだけ浮かぶ“ゆず湯”につかりながら身も心もほっこりとした。

コメント
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