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日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

十七、創価学会員の批判拒否体質に疑問を感ずる

2004-05-12 | 折伏教本

 池田を絶対者と仰ぐ創価学会では、幹部が池田を真似て横柄に振る舞い、幹部は一般会員よりも位が上であり、あらゆる面において優れているとの抜きがたい意識をもっています。

 このような姿は、創価学会が池田大作による独裁集団であり、精神的閉鎖集団であることを物語っています。
 したがって創価学会では、池田大作や幹部からの指示に対して、会員が疑問をもったり反発したりすることは絶対に許されません。かりに会員が批判めいた言葉を口にするならば、「あの人はおかしくなった」などの悪口が組織内に流され、陰湿なイジメを受けることになるのです。
 これこそ、創価学会の池田独裁によってもたらされる批判拒否体質というべきであり、その批判拒否体質からくる批判者への攻撃は、内部のみならず外部に対しても向けられます。
 あなたは、このような創価学会の体質を目の当たりにして、不審を抱いたものと思いますが、創価学会は、池田大作の絶対性や無謬性を内外に誇示し、強要するために、批判拒否体質にならざるを得ない教団なのです。


第五章 一、組織ぐるみの仕返しがこわいから脱会できない


一、組織ぐるみの仕返しがこわいから脱会できない

2004-05-12 | 折伏教本

 「脱会するとイジメられるのがこわい」と思うあなたは、現在の学会のイジメ体質を十分に認識しているのでしよう。しかし、あなたは学会の仕返しを恐れる前に、自分が何のために信心をしているのか、もう一度初心に立ち返って考えてみる必要があります。

 「学会の仕返し」といっても、せいぜい悪口をいわれたり、あるいは一時期、幹部が自宅に押しかけてくるという程度です。学会員が家に押しかけてきたときには、屋内への立ち入りを拒否し、退去を命ずればよいのです。もし、それでもいうことを聞かなければ、警察に通報することも一つの方法です。
 大切なことは、毅然とした態度で、明確に訪問を拒否することです。
 また、学会員が繰り返し押しかけてくるような場合には、指導教師や法華講員の同志に連絡すれば、適切な対応を取る体制になっていますから、安心して相談してください。
 創価学会を脱会した多くの人が、「学会にいた当時は、学会の影響力はすごいものだと思っていたが、脱会してみると、学会は所詮、社会に孤立する閉鎖集団であり、学会員からの悪口などは取るに足らないものであることがわかった」との感想を述べています。
 また、創価学会に所属している人は、自分への批判に対しては、非常に敏感であり臆病になっています。それは、偏った情報によって操られる閉鎖集団に身を置くうちに、組織への依存心が強くなり、「一人立ち、一人行く」という気概を失っているからです。
 要するに学会員は皆、真実を正視する勇気を失い、本当の意味での生命力が衰えているのです。
 今、多くの法華講員が、創価学会の妨害を乗り越えて脱会し、正しい信心修行にたくましく邁進しています。あなたも、

 「各々師子王の心を取り出だして、いかに人をどすともをづる事なかれ」(聖人御難事 御書一三九七㌻)
との御金言を心に刻んで、非難中傷をものともせず、勇気をもって脱会し、正法広布の道を歩んでください。


第五章 二、御本尊にめぐり合えたのは池田名誉会長と創価学会のおかげだから脱会できない


二、御本尊にめぐり合えたのは池田名誉会長と創価学会のおかげだから脱会できない

2004-05-12 | 折伏教本

 これまで自分が信心をすることができたのは「池田名誉会長と創価学会のおかげ」といって感謝するあなたは、人間として恩義を大切にする人柄なのでしよう。

 人間は人生のなかで数多くの恩を受けているものです。しかし、多くの恩恵のなかで、何が一番根本となるのかを考えなければなりません。
 あなたは、せっかく値いがたき御本尊にめぐり合えたのですから、御本仏日蓮大聖人の教えに従った根本の報恩感謝の道を歩むべきです。
 日蓮大聖人は、
 「末代の凡夫、三宝の恩を蒙りて三宝の恩を報ぜず、いかにしてか仏道を成ぜん」(四恩抄 御書二六八㌻)
と仰せです。
 三宝とは、日蓮大聖人とその御当体である本門戒壇の大御本尊、そして日興上人をはじめとする御歴代上人であり、この三宝はすべて、富士大石寺に正しく伝えられています。あなたが恩を感じているという創価学会は、もともと会員の信心を育成するために設けられた信徒団体であり、現在のような、池田大作の権力や学会の利権を守るためのものではなかったのです。
 あなたがかつて人生の師と仰いだ池田大作は、すでに三宝破壊・血脈否定など、大聖人の仏法に反逆する大謗法者となっています。こうした邪師に恩を感じて学会に身を置いておくことは、大聖人の教えに背くことになり、あなた自身も悪業を積むことになります。
 「師なりとも誤りある者をば捨つべし」(曾谷殿御返事 御書一〇三九㌻)
との御金言どおり、あなたは今すぐ学会を脱会すべきです。


第五章 三、創価学会員に世話になっているから脱会できない


三、創価学会員に世話になっているから脱会できない

2004-05-12 | 折伏教本

 あなたは「創価学会員に世話になっているから脱会できない」といいますが、あなたにとって第一に考えなければないことは、あなた自身の永劫にわたる真の幸福を築くことではないでしようか。

 真の幸福は、正しい仏法を受持信仰しなければ決して得られません。
 個人的な人間関係のなかで、恩があったからといって、それに執着し、正しい仏法の道をおろそかにすることは、自身の幸せを放棄することになります。
 日蓮大聖人は、
 「今生の恩愛をば皆すてゝ仏法の実の道に入る、是実に恩をしれる人なり」(聖愚問答抄 御書四〇一㌻)
と仰せられています。「仏法の実の道」とは、御本仏日蓮大聖人の教えに従い、大聖人の御当体である本門戒壇の大御本尊を信仰することです。
 創価学会は、この大御本尊と日蓮大聖人の教えに反して謗法を犯しているのですから、世話になった学会員への真の恩返しは、まずあなたが勇気をもって脱会し、それらの人を正法に導くことなのです。


第五章 四、創価学会員から「反逆者」「恩知らず」との烙印を押されたくないから脱会できない


四、創価学会員から「反逆者」「恩知らず」との烙印を押されたくないから脱会できない

2004-05-12 | 折伏教本

 世間では、いかがわしい暴力団や不良グループを離れ、正常な社会人として立ち直ろうとする人に対して、元の仲間から「反逆者」「恩知らず」と罵倒されることもよくあるようです。もし、それを恐れて、正常な社会人として立ち直ることをためらう人がいるならば、あなたはその人に、どのような忠告をするでしょうか。おそらくあなたは、どんなに罵倒されようとも、それに負けず、勇気をもって立ち直るよう忠告するのではないでしようか。

 あなたが創価学会を脱会するに際して、たとえ学会員から「反逆者」「恩知らず」などと罵られたとしても、それによってあなたが本当の反逆者・恩知らずになるわけではありません。
 むしろ仏法の道理に背き、御本仏日蓮大聖人に反逆する創価学会こそ、邪悪な恩知らずの集団なのです。ですから、あなたが創価学会と決別して正しい道を歩みはじめることによって、心ない学会員から恨みの言葉を投げつけられたとしても、そのようなものは、謗法の毒気に狂った者たちの世迷言ですから、まったく歯牙にかける必要のないものです。そのような悪口は、かえってあなたにとって名誉なことというべきです。
 正しい仏法を信仰するとき、あなたは「反逆者」「恩知らず」どころか、さらに立派な人格者となっていくことを確信してください。


第五章 五、生活や商売・仕事に差し支えるから脱会できない


五、生活や商売・仕事に差し支えるから脱会できない

2004-05-12 | 折伏教本

 あなたが今、学会の間違いを知りながら生活や収入のことを心配し、学会を脱会できないでいるならば、あなたは目先の損得にとらわれて、信仰本来の目的を見失っていることになります。

 本来、私たちが信心を始めた目的は、真の幸福である成仏の境界を築くことにあったのです。
 日蓮大聖人は、
 「今既に得難き人界に生をうけ、値ひ難き仏教を見聞しつ、今生をもだしては又何れの世にか生死を離れ菩提を証すべき」(聖愚問答抄 御書四〇二㌻)
と仰せられ、せっかく人間として生まれたうえは、唯一の正法である南無妙法蓮華経を受持し成仏することが、もっとも大切であると教えられています。
 もしも現世の生活を優先させ、日蓮正宗の正しい信仰を持たなければ、今は平穏であっても、未来には悪道の苦しみを受けることは間違いないのです。
 正法を受待し、誠意を尽くして仕事に励むとき、必ず世間の評価も高まり大きな信用を得て、立派に生計を立てることができるものです。
 大聖人は、
 「『所願虚しからず亦現世に於て其の福報を得ん』と。又云はく『当に現世に於て現の果報を得べし』等云云」(南条殿御返事 御書九四八㌻)
と、法華経の御文を引用して正法受持の功徳を述べられています。
 脱会した法華講員のほとんどが、創価学会員からのいやがらせをものともせず、正しい信仰の功徳と自身の努力によって、見事な実証を示していることを知るべきです。


第五章 六、創価学会本部の職員なので脱会できない


六、創価学会本部の職員なので脱会できない

2004-05-12 | 折伏教本

 あなたは何のために入信し、本部職員になったのですか。初めから生活の糧を得るために、本部職員になったのではなかったはずです。正法興隆・広宣流布という高い志をもって、本部職員になったのではありませんか。

 真実の正法は富士大石寺にまします本門戒壇の大御本尊と、宗祖大聖人以来の血脈の仏法以外にはありません。また、真の広宣流布とは、日蓮正宗の教義を弘めること以外にありません。
 創価学会の本部に勤務する職員は、今まで、自分たちがもっとも忌みきらってきた邪宗教団の職員になっているのであり、池田大作の正法破壊行為の手伝いを職業としているのですから、本部職員の罪業は一般会員の比ではありません。
 本部職員が脱会すれば職を失うことになるでしょうが、いかなる困難をも乗り越える覚悟で、日蓮正宗の信徒として信仰に励むとき、必ず大御本尊の大利益に浴し、諸天善神の加護があることを確信すべきです。
 宗祖日蓮大聖人は、数多くの迫害のなか、身命を捨てて正法流布に尽くされました。この尊い大聖人の御精神を、一分なりともあなたがもっているならば、いつまでも大謗法の創価学会に身を置いて、謗法与同の生活を続けるべきではありません。
 日蓮大聖人は、
 「我等現には此の大難に値ふとも後生は仏になりなん」(聖人御難事 御書一三九七㌻)
と励まされています。
 一日も早く、勇気をもって正法受持の第一歩を踏み出してください。


第五章 七、友人のほとんどが創価学会員なので脱会できない


七、友人のほとんどが創価学会員なので脱会できない

2004-05-12 | 折伏教本

 創価学会員として長い間過ごしてきた人は、友人のほとんどが学会員であることが多いようです。それは学会という特殊な閉鎖集団なればこその現象といえましょう。そのようななかにあって、真の友人ならばあなたが脱会したいと思っている胸中を理解してくれるはずです。

 しかし現在の創価学会員は、学会の洗脳によって「創価学会を離れる者は裏切り者、恩知らず」との考えに凝り固まっていますから、あなたが脱会して法華講員になれば、学会内の友人は遠ざかり、陰であなたを中傷することでしょう。しかし、このような人は、初めから真の友人などではなかったのです。
 創価学会の脱会者に対する悪口や中傷は、他の会員を脱会させないための常套手段なのです。
 すでに脱会して法華講員になった人は、一様に「脱会して初めて創価学会の悪辣さが身に染みてわかった」と語っています。
 日蓮大聖人は、
 「悪友は謗法の人々なり。善友は日蓮等の類なり」(御講聞書 御書一八三七㌻)
と仰せられ、謗法の者は「悪友」であり、正法を信受する人こそ「善友」であると教えられています。「類は友を呼ぶ」という言葉もあるように、あなたが日蓮正宗の清浄な仏法を信仰するならば、今まで以上のすばらしい「善友」ができることを確信してください。
 また、あなたが今まで親しくしてきた学会の友人を大切に思うならば、まずあなたが正しい仏法に帰依したうえで、その友人を正法に導いてあげるべきです。それが仏法の道理に適った真の友情なのです。


第五章 八、家族が創価学会員なので、脱会すると家庭内に争いが起きる


八、家族が創価学会員なので、脱会すると家庭内に争いが起きる

2004-05-12 | 折伏教本

 初めて御本尊を受持するとき、多くの人は、一時的にせよ、家族や親類、友人などから反対されたのではないでしょうか。
 そうしたなかでも正法を護持することの大切さを知り、勇気をもって正法に帰依したのです。この一人の決意によって、やがて家族も正しい信仰を理解し、入信して御本尊の功徳に浴したはずです。
 もし、家庭内の反対やいさかいを心配して入信しなかったならば、その家は御本尊の功徳に浴することはできなかったでしょう。
 あなたが、創価学会の誤りに気がついて脱会すれば、創価学会員である家族は反対し、家庭内に波風が立つかもしれません。だからといって、それを恐れて脱会しないでいるならば、家族を正しい仏法に導く機会を失ってしまいます。たとえ、一時の対立やいさかいがあったとしても、あなたが強い決意をもって創価学会を脱会し、正しい信仰を貫いてこそ、大御本尊の功徳をいただき、家族の真の和楽と幸せを築くことができるのです。
 日蓮大聖人は、
 「目連尊者は母の餓鬼の苦をすくい、浄蔵・浄眼は父の邪見をひるがえす。此よき子の親の財となるゆへぞかし」(千日尼御返事 御書一四七八㌻)
と仰せられ、まず自身が正法に帰依し、さらに身内の人を正法に導くことが大切であると教えられています。
 あなたが法華講員として正しい指導のもとに信仰に励み、家族を慈しむならば、家族はあなたの判断が正しかったことを必ず理解してくれるはずです。


第五章 九、日蓮正宗の宗門や僧侶が信用できないから脱会できない

 


九、日蓮正宗の宗門や僧侶が信用できないから脱会しない

2004-05-12 | 折伏教本

 あなたが「宗門や僧侶は信用できない」という根拠がどこにあるのかわかりませんが、おそらく創価学会が喧伝しているような、宗門への誹謗や僧侶個人に対する悪口雑言をもととして、不信感を抱いているのでしょう。

 世間には「火のないところに煙は立たない」という言葉がありますが、創価学会の手口は、まさに「火のないところに無理やり煙を立たせる」ものであり、これは、池田大作の「嘘も百遍いえば本当になる」との考えによるものです。
 現在、創価学会が執拗に繰り返している宗門誹謗や僧侶攻撃は、宗門僧侶を貶め、日蓮正宗の仏法から会員を遠ざけるための謀略であり、その内容のほとんどはデマ捏造の類です。
 日蓮正宗は、七百五十年の間、本門戒壇の大御本尊の御威光のもと、御歴代上人による正法厳護の尊い御苦心によって、今日まで日蓮大聖人の仏法を正しく伝えている唯一の宗団です。この宗門の願いは正法興隆と広宣流布であり、全民衆の幸せにあります。とりわけ、宿縁深くして正法に帰依した法華講員の信心倍増と罪障消滅、さらには即身成仏のために、宗門はあらゆる努力をしています。
 御当代御法主日顕上人は、毎朝の丑寅勤行において、妙法による世界の平和と民衆の幸せを御祈念され、また、創価学会の心ない誹謗中傷を御一身に受けながらも、本宗僧俗を正しい信仰に導くために、常に尊い御指南をされています。
 また、日蓮正宗の僧侶といえども凡夫の身ですから、欠点もあり、ときには勘違いもありますが、僧侶としての使命を果たそうとする一念に偽りはありません。
 この宗門・僧侶の道念を信頼していただきたいのです。
 あなたは創価学会の誤りに気づいたのですから、身にそなわった仏縁を無にすることなく、安心して日蓮正宗寺院を訪ねてください。そこから必ず真の幸せを築く道が開かれることでしょう。


第五章 十、宗門と創価学会が仲直りするのを待っているので脱会しない


十、宗門と創価学会が仲直りするのを待っているので脱会しない

2004-05-12 | 折伏教本

 結論からいいますと、日蓮正宗が創価学会を再び信徒団体として認めることは絶対にありません。

 創価学会では「日顕(上人)が退座して、立派な法主が現われれば、学会員は大石寺に参詣できるようになる」といって会員をつなぎ止めています。
 しかし、日蓮正宗の藤本総監は、平成六年八月二十日の講頭・副講頭指導会の折、
 「宗門は、この創価学会の破門によって、大謗法団体創価学会を宗門から永久追放に処したのであり、再び宗門と創価学会が、話し合ったり、和解して元どおりに復するということは絶対にありません」(大日蓮 平成六年十一月号六九㌻)
と公表しています。
 これは、宗門において、永久に変わることのない正式決定です。
 創価学会の犯した罪は、仏法上きわめて重大なものであり、それを改めないどころか、会員を宗門攻撃にかり立てる創価学会の姿は、もはや日蓮大聖人の仏法に対する正しい信仰を、完全に放棄したことを物語っています。それゆえに創価学会が、日蓮正宗の信徒団体としての資格を喪失したのは当然のことなのです。
 ですから、あなたが「宗門と学会が仲直りするのを待っている」といって、いつまでも創価学会にとどまっているならば、かけがえのない人生を無駄にするばかりでなく、謗法の罪障を積み重ねることになるのです。
 速やかに脱会し、正法に帰依すべきです。


第五章 十一、宗門や僧侶の悪口をいってしまったので、いまさら脱会できない

 


十一、宗門や僧侶の悪口をいってしまったので、いまさら脱会できない

2004-05-12 | 折伏教本

 いかに創価学会の指示に従ったからといっても、正法を護持する宗門や僧侶を誹謗した罪は非常に深いものであり、その意味であなたは大きな過ちを犯したというべきです。

 日蓮大聖人は、
 「人の地に依りて倒れたる者の、返って地をおさへて起つが如し」(法華初心成仏抄 御書一三一六㌻)
と仰せられ、正法に背いた者は、正法を受持することによって、初めて罪を消滅させることができると御教示されています。
 今までの正法誹謗の罪を消滅するためには、あなた自身が速やかに、日蓮大聖人の御当体たる本門戒壇の大御本尊を信じて正統の血脈に随順し、懺悔滅罪の心をもって信心修行に励まなければなりません。
 あなたは、「宗門や僧侶を誹謗してきたので、いまさら日蓮正宗の信徒になれないのではないか」と思っているようですが、そのような心配はいりません。あなたが心から懺悔し、正法による成仏を願うならば、日蓮正宗の僧俗は快く迎え入れてくれるでしょう。
 なお御書の中には、初め大乗仏教を誹謗した小乗の論師・世親菩薩が、のちに改心して大乗教に帰依したとき、兄の無著菩薩から、罪を滅するためには「汝其の舌を以て大乗を讃歎せよ」と諭されたことが説かれています。
 日蓮大聖人は『光日房御書』に、
 「小罪なれども懺悔せざれば悪道をまぬかれず。大逆なれども懺悔すれば罪きへぬ」(御書九六二㌻)
と仰せられています。
 あなたが犯した正法誹謗の罪も、正法を受持し、心から懺悔して唱題・折伏を行ずるとき、初めて消滅させることができるのです。


第五章 十二、「友人葬」を行ったから脱会できない


十二、「友人葬」を行ったから脱会できない

2004-05-12 | 折伏教本

 親族の葬儀を「友人葬」で行った創価学会員の中には、

 「これで創価学会から離れられなくなった」
 「葬儀で創価学会員のお世話になった」
 「お寺へ行くのが気まずくなった」
 「今さら正宗寺院で法事などはしてくれないだろう」
などと思い込んで、学会の誤りに気づいても脱会できない人がいるようです。
 謗法の集団である創価学会による「友人葬」と称する葬儀は、御本仏日蓮大聖人の教えに背く儀式であり、それによって弔われる故人が成仏することはありません。
 葬儀は、人生最期の儀式であり、親交のあった方々と今生のお別れをする儀式ですが、もっとも大事なことは、故人を成仏の境界に導くところにあります。ですから、故人の成仏を第一に考えるべきであり、そのためには正しい妙法によって故人を供養しなければなりません。
 「友人葬を行ったから、学会から離れられなくなった」ということは、「もはや改宗できなくなった」ということでしょう。しかしその考えは誤りです。
 日蓮大聖人は、
 「法の邪正を分別して其の後正法に付いて後世を願へ」(守護国家論 御書一五三㌻)
と仰せられ、仏法の正邪を分別し、邪法を捨てて正しい仏法に帰依することが大切であることを御教示されています。
 故人の成仏も、あなたの今後の人生も、創価学会を脱会して日蓮正宗の信徒となることによって、すべては開かれていくのです。
 したがって、「葬儀の折に、創価学会員に世話になった」とか、「創価学会の葬儀を行った以上は、そのあとの法事なども創価学会に依頼しなければならない」といって、どこまでも過った創価学会に執着することは、故人の成仏のためにも、自身の人生のためにも、決して良い結果をもたらすものではありません。
 また、「友人葬で親族を弔ったから、お寺に行くのが気まずくなった」などと考えることはあなたの思いすごしにすぎません。
 日蓮正宗の僧侶は、一切の衆生を成仏に導く御本仏日蓮大聖人の教えを、身に体して修行しているのですから、慈悲の心をもってあらゆる人々に対応しています。安心して正宗寺院を訪ねてください。
 したがって、あなたが「正宗寺院では、友人葬で弔った故人の法事をしてくれないのではないか」などと心配する必要もないのです。創価学会を脱会し、日蓮正宗の信徒となったうえで、故人の戒名や法事を願い出るならば、正宗僧侶は快くこれを受け、日蓮大聖人の教えに則った正しい法要儀式を行ってくれることでしょう。
 葬儀に限らず、創価学会で行っている冠婚葬祭はすべて、御本仏日蓮大聖人の教えに背く儀式であり、それによって真の成仏や幸福を得られることはないのです。
 一日も早く創価学会を脱会し、正しい信仰によって真の成仏と幸福を願っていきましょう。
 ちなみに創価学会の墓苑に墓をもっている方が、創価学会を脱会したからといって、墓を返却しなければならないということはありません。ですから、学会の墓苑に墓があるからといって、脱会をためらうことはないのです。


第六章 一、日蓮正宗は、いまや「日顕宗」になっているのではないか


一、日蓮正宗は、いまや「日顕宗」になっているのではないか

2004-05-12 | 折伏教本

 創価学会は、日蓮正宗を「日顕宗」と呼び、あたかも以前の日蓮正宗とは異なった宗門であるかのように会員を欺いています。しかし「日顕宗」などという宗派は、世界中のどこを探しても存在しません。

 創価学会がなぜ、日蓮正宗を「日顕宗」と呼ぶのかといえば、
 ○日蓮正宗の歴史・教義・信仰のすべてを否定し、宗門を貶めるため
 ○日蓮正宗が、宗祖日蓮大聖人よりも御当代日顕上人を教祖のように崇め
  る集団に変質したと会員に思わせるため
 ○日顕上人が、創価学会を破門した張本人であると会員に思わせ、会員の
  憎しみを日顕上人お一人に集中させるため
 ○創価学会が、信奉してきた日蓮正宗の歴史・教義・信仰などのすべてを
  会員の目から覆い隠すため
 ○会員に日蓮正宗への恋慕の心を捨てさせ、宗門攻撃の罪悪感を薄めるため
などの理由が挙げられます。
 しかし日蓮正宗は、第二祖日興上人以来の血脈法水にもとづき、日蓮大聖人の教えを現在まで正しく伝承している唯一の教団であり、教義信仰のすべてにおいて何ら変わってはいません。したがって、日顕上人の代になって宗門が変節したなどということはまったくないのです。
 むしろ、この世に実在しない「日顕宗」などという集団名を作り上げて、日蓮正宗を貶める創価学会こそ、日蓮大聖人の仏法を破壊し、広宣流布の前進を阻む卑劣な謗法集団であり、邪宗「池田教」というべきです。


第六章 二、宗門では、正法興隆に貢献した「池田先生」をなぜ呼び捨てにするのか


二、宗門では、正法興隆に貢献した「池田先生」をなぜ呼び捨てにするのか

2004-05-12 | 折伏教本

 宗門の僧侶や法華講員が池田大作を呼び捨てにするのは、恨みや憎しみなどの感情によるものではありません。

 自らの慢心によって日蓮正宗から破門された池田大作は、多くの学会員を誑かして仏法破壊の道にかり立てています。このような悪業の張本人であり、邪宗教の教祖となった池田に対して、宗門は敬称をつける必要をまったく認めていないのです。むしろ学会員はもちろん、宗門の内外の人々に、池田の悪業の実体を知らせ、それを糾弾するために、宗門は「池田大作」と敬称を外して呼んでいるのです。
 たしかに池田は、一時、日蓮正宗の信徒を代表する総講頭という立場にあり、また創価学会の目的に沿って日蓮正宗の教えを弘め、宗門の発展にカを尽くしてきたことも事実です。
 しかし池田は、宗門に対して表面では恭順を装いながら、陰では、宗門を支配し日蓮大聖人の仏法を自分の意のままに操ろうと謀っていました。まさしく池田は、御法主上人から任命された総講頭の地位を悪用して「宗門乗っ取り」を画策していたのです。これこそ恩を仇で返す「忘恩の徒」「不知恩の者」というべきです。
 このような池田に、敬称をつける必要がないことは当然です。
 なお、創価学会は日顕上人を「日顕」と呼び捨てにしていますが、いかなる理由があろうとも、日蓮大聖人を御本仏と仰いで信仰する者が、宗祖大聖人以来の血脈を承継される御歴代上人を呼び捨てにして、誹謗中傷を加えるなどという、大逆罪を犯した例は、かつて一度もありません。その意味でも池田大作の言動は、未曾有の大謗法なのです。


第六章 三、池田先生を総講頭の職から罷免したのは「猊下の嫉妬」によるのではないか