太洋ビルと日本陶磁器センタービルが並んで建つ、桜通から一本北側に入ったところにタイル貼りのちょっと変わった建物があります。
事務所というよりは公民館か会館のような外観で、茶のスクラッチタイルの外壁に動物のレリーフが目を引きます。
元々は大乗仏教系の会館として建てられたと言うことで、動物の飾りも何か宗教と関係があるのでしょうか。
■エザキ(株)本社(旧同心会館)/名古屋市東区代官町38-15
竣工:大正末
構造:鉄筋コンクリート2階
撮影:2009/11/3
※2016年2月取り壊しとの情報をいただきました
■仏教にゆかりの動物の装飾パネル。
左は獅子関係、右は牛関係に見えるが果たしてその正体は・・・?
昔の建物が大好きなので、楽しく見せて頂きました(ただし、仕事中なので、サ~とですが)
エザキの彫刻ですが、以前、エザキの会長から「うちのあうんを見にいらっしゃい」と言われた事があります。何の動物化は聞きませんでしたが、同じ動物で、口を開いている「あ」と口を閉じている「ん」だと思います
私は大好きです
次に会長に会う機会がありましたら、詳しく聞いておきます
東区で生まれ育ったので、懐かしい写真ばかりでした。私もこういう建物の写真を残しておきたいと思っていました
ありがとうございました
走り見でしたので、見落としているかもしれませんが、椙山女学園の中学校か高校にも近代建築の塔があったように思います
いつも車で走り抜けるだけなので、ゆっくりは見ていませんが・・・
また、中京大学はどうなんでしょうか?
こうやって、公開して頂いて、本当にありがとうございました
椙山女学園は星が丘キャンパスに戦前の建物があるようですが(未確認)、よろしければなおこさんのご覧になった塔の場所を教えてください。
中京大学は歴史のある学校ですが、戦前の建物は残っていないようです。
現存する名古屋市内の戦前の学校建築は非常に少なく、私のブログで紹介した以外では、鶴舞の名工大にあるようです。
これからも気になる建物などありましたら、またお知らせください。
本日この建物の近くを通ったのですが、残念ながら既に存在しておりませんでした。
2月に取り壊されたようですね。保存状態も良く、手入れも行き届いておりましたし、
東区近辺は古い建物への理解がある場所と思っていただけにまさかここがと驚きました。
表のソテツが異国ムードを醸し出していて、とても素敵な建物でしたが、所有者としては
そうも言っていられないのでしょうね。
最近皆様からいただくのは、ほとんどが取り壊し情報です。
まさしく、トホホ・・・という感じです。
あの動物のレリーフはどこへ行ったのでしょうか?
どこかで保存されていることを祈るばかりです・・・