かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

東海自然歩道を歩く 今井~善師野(愛知県犬山市)

2016-10-30 | ありふれた日常

先週に続き東海自然歩道を歩きました。
今回のコースは今井の丸山池~善師野(熊野神社)~大洞池~継鹿尾山~寂光院です。


■秋を感じる柿の無人販売所(一山100円)


■今井の丸山池の脇を通り善師野方面へ



■山道に入ります



■ウォーキングには最適の道が続きます





■熊野神社方面へ



■名鉄可児線の踏切を渡り



■のどかな田園風景がつづきます



■熊野神社に到着、ここから継鹿尾山を経由して寂光院を目指します




東海自然歩道を歩く 入鹿池~今井(犬山市)

2016-10-23 | ありふれた日常

最近天気の良い日曜は、近所の低山ハイクを楽しんでいます。
本日は入鹿池の北側から今井へ抜ける東海自然歩道を歩きました。
きついアップダウンもなく、木漏れ日のなかを秋の風を感じながらの気持ちの良いウォーキングでした。


■入鹿池から今井まで約2時間ほどの道のりです
 


■こんな感じの山道が続きます



■「なぜ1年なの?」と、思わずつっこみを入れたくなる警告看板



■このあたりの山ではおなじみの、「まといを持ったリス」の防火用琺瑯看板



■途中から東大の演習林に入ります
 


■思わず『里の秋』のメロディーが浮かぶ今井の田園風景~すっかり秋も深まりました
 
撮影:2016/10/23 


一触即発/四人囃子(1974年)

2016-10-10 | 音楽・オーディオ

〇70年代日本のプログレハードの金字塔~「一触即発」

僕が青春時代を過ごした70年代、ロックといえば洋楽が全盛だった。なかでも60年代にビートルズやストーンズといったビッグネームを送り出したイギリスは、70年代になっても世界のロックシーンをリードしていた。当時はブリティッシュロックと呼ばれ、僕の好きだったハード・プログレ系はほとんどがイギリスのバンドだった。日本のロックバンドはというと、数えるほどしかなく、ましてやプログレ系にいたっては皆無に近かった。

そんな洋楽全盛期の1974年、ついに和製プログレバンド四人囃子が「一触即発」というアルバムでデビューした。
四人囃子は当時国内では珍しい本格派のプログレハード系のバンドで、ブリティッシュハード・プログレ系が大好きだった僕はすっかりこのアルバムに魅了されてしまった。

ギターの森園勝敏をはじめメンバー全員が20歳そこそこながら、高校生の時にはすでにピンク・フロイドを完コピしていたという演奏力は、デビューアルバムとは思えない完成度の高さである。当時は日本のロックバンドはほとんど英語の歌詞だったのだが、全編日本語のちょっとシュールでノスタルジックな歌詞からは、彼らの「日本のロックバンド」にこだわった姿勢が強く感じられた。

シュールなタッチで描かれた「パイプをくわえたナマケモノ」のレコジャケもかなりのインパクトで、僕の中では70年代の日本のプログレといえば「一触即発」がすぐ頭に浮かぶのである。


■一触即発/四人囃子(1974)
「一触即発」を初めて聴いた時の興奮は今でも鮮明に覚えている。
高校2年の夏休みに聴いた「空と雲」はなんだか心にしみて、ちょっと切なかった。
 


■ゴールデン・ピクニックス/四人囃子(1976)
彼らの2ndアルバムは前作よりポップな感じで楽しめたが、僕は1stの心地良い緊張感がよかったなあ。