かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

丸ポストのある風景

2008-07-21 | まちかどの20世紀遺産
 都会ではすっかり見かけなくなったものに丸型ポストがあります。正式名称は「郵便差出箱一号丸型」と言い、昭和25年に登場以来、数は少なくなりましたが、現在も地方の町ではまだまだ現役で活躍中です。
 特に近代建築との相性はばっちりで、古い建物の前にたたずむ丸ポストの優しげな姿は、それだけで過ぎ去った昭和の時代を物語ってくれます。



下呂温泉湯之島館前の丸ポスト





ミツカン本社研究所(旧中埜銀行本店)/大正14年/半田市



滋賀大学経済学部講堂/大正13年/彦根市



逓信資料館(旧明智郵便局)/明治8年/恵那市



大正村役場(旧明智町役場)/明治39年/恵那市



油勘商店/昭和11年/西尾市



旧井桁屋百貨店/大正13年/西尾市
旧井桁屋百貨店は残念ながら取り壊されました。
後姿のポストが寂しそうです。