かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

カトリック布池教会(東区葵)

2009-12-16 | 名古屋の近代建築

外観はコンクリート造の現代的建築ですが、昭和30年代に建てられた歴史のある教会で、半世紀にわたり布池のランドマークとして人々から親しまれています。
空にそびえるゴシック様式の双塔はかなりの迫力で、大聖堂には美しいステンドグラスが設けられています。
http://nunoike.nagoya-diocese.jp/tanken.htm


■カトリック布池教会(聖ペテロ・聖パウロ司教座教会)/名古屋市東区葵1-12-23
 竣工:昭和37年(1962)
 構造:RC造
 ※都市景観重要建築物等










もうすぐクリスマスですが、今年もたくさんの人が訪れます




エザキ(株)本社(東区代官町)

2009-12-09 | 失われた建物の記憶

太洋ビルと日本陶磁器センタービルが並んで建つ、桜通から一本北側に入ったところにタイル貼りのちょっと変わった建物があります。
事務所というよりは公民館か会館のような外観で、茶のスクラッチタイルの外壁に動物のレリーフが目を引きます。
元々は大乗仏教系の会館として建てられたと言うことで、動物の飾りも何か宗教と関係があるのでしょうか。

■エザキ(株)本社(旧同心会館)/名古屋市東区代官町38-15
 竣工:大正末
 構造:鉄筋コンクリート2階
 撮影:2009/11/3

 ※2016年2月取り壊しとの情報をいただきました 

 





 
■仏教にゆかりの動物の装飾パネル。
 左は獅子関係、右は牛関係に見えるが果たしてその正体は・・・?


晩秋の明治村2009~その4

2009-12-05 | 明治村散歩


■森鴎外・夏目漱石住宅(明治20年頃)






■金沢監獄中央看守所(明治40年)






■東京盲学校車寄(明治43年)




■長崎居留地二十五番館(明治22年)




■菊の世酒蔵(明治初年)




■内閣文庫(明治44年)




■大明寺聖パウロ教会堂(明治12年頃)




■モミジの下でひと休み



自然に囲まれた明治村はいつ来ても四季折々の美しい姿を見せてくれます

特に秋は西洋館と紅葉の組み合わせが素晴らしくまた今年も来てしまいました

建物と自然が見事に調和した優しい空間は心の底から癒されます


 


晩秋の明治村2009~その1

2009-12-02 | 明治村散歩

11月29日、市民無料招待デーを利用して一年ぶりに明治村を訪れました。
同時期に訪れた昨年に比べると紅葉のピークは過ぎていましたが、落ち葉を踏みながらの西洋館めぐりはまた格別で、心身ともにリフレッシュできた一日でした。
今年も晩秋の明治村の風景と紅葉に映える西洋館を、昨年とは違ったアングルでご紹介します。


■ワカサギ釣りのボートでにぎわう入鹿池



■シアトル日系福音教会(明治40年頃)



■内閣文庫(明治44年)



■宇治山田郵便局(明治42年)



■高田小熊写真館(明治41年)



■金沢監獄正門(明治40年)