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ミュージアム巡り 縄文2021 打製石斧_2

2021-12-25 02:54:01 |  ミュージアム巡り_2021
 打製石斧は、“磨く”ことにより使用方法が多様化してくる。
 磨く技術は旧石器時代の局部磨製石斧に現れており、縄文期の
原型と考えられる。縄文早期後半には全面が研磨された磨製石斧
が登場する。
 その形態も改良され、早期には薄手で小型のものが、前期前半
には厚手で大型化してくる。さらに前期後半では厚手に棒状の乳
棒状石斧が登場。中期以降はさらに改良された定角式磨製石斧が
現れ、製作に時間をかけ切れ味と耐久性が向上されている。

 また、メンテナンスもみられ、石斧の折れたものは“楔”として
再利用され、石斧ひとつで当時の生活の営みが伺える。
ETM(東京都墨田区横綱1-4-1)
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