![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/89/adb860256497d8a6489f9ca55833d1aa.jpg)
次は、松井康成(1927〜2003)さんの「堆瓷文陶匣」(1983年、
陶器、Ornamental box、Tsuiji)。
松井さんは、独自に古陶磁研究を重ね田村耕一の勧めで“練上手”
(ねりあげで)技法を習得。
その後、作品の表面を刷毛や櫛でワザと傷をつけひび割れを文様
に見立てた“嘨裂”や、異なる種類の色土を二層三層に重ね、成形後
に切り込みを入れて下層の色土を浮き上がらせる“象裂瓷”を発表し、
松井ワールドを確立。
さらに、彩泥技法“堆瓷”、作品の表面に粗い砂を強く吹き付けた
“風白地”、釉による光沢と色土で表現した“萃瓷”、焼成後にダイヤ
モンド粉末で研磨した“玻璃光”などの技法作品を生み出されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/aa/3b8d76cda58d756dd1d5974a49cfcb5b_s.jpg)
シックな色合いの地肌、幅・長さ・高さのバランス比率は初めてお
目に掛かった作品だろう。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)
陶器、Ornamental box、Tsuiji)。
松井さんは、独自に古陶磁研究を重ね田村耕一の勧めで“練上手”
(ねりあげで)技法を習得。
その後、作品の表面を刷毛や櫛でワザと傷をつけひび割れを文様
に見立てた“嘨裂”や、異なる種類の色土を二層三層に重ね、成形後
に切り込みを入れて下層の色土を浮き上がらせる“象裂瓷”を発表し、
松井ワールドを確立。
さらに、彩泥技法“堆瓷”、作品の表面に粗い砂を強く吹き付けた
“風白地”、釉による光沢と色土で表現した“萃瓷”、焼成後にダイヤ
モンド粉末で研磨した“玻璃光”などの技法作品を生み出されている。
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シックな色合いの地肌、幅・長さ・高さのバランス比率は初めてお
目に掛かった作品だろう。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)