![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/87/83b8dfbb38d4f29783bd3d3b726c04d2.jpg)
東京国立博物館(TNM)で「本阿弥光悦の大宇宙」特別展(2024年1
月26日〜3月10日)を鑑賞した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/d3/20e970916f2ca505bacb7bc3b809227e_s.jpg)
本阿弥光悦は戦乱の時代に生き、森羅万象の造形を生み出してきた。
光悦の世界をマクロコスモス(大宇宙)と呼び、その全容がここに再現
されていた。
“一生涯へつらい候事至てきらひの人”(異風者)と言われた光悦は、
己の美意識によって創り上げられた様々な逸品は心に刻まれたアート
だった。
まずは、「本阿弥光悦座像」(17世紀頃、伝本阿弥光甫作、一軀、
22.5/22/12.7cm、木製)で、本阿弥家遠孫に伝わる木製座像。法衣
をつけ頭巾をかぶり、顔貌は笑顔に見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/14/52/3911325a8c6dc5aebf6404b8f51b907f_s.jpg)
一木で彫られ茶色の漆で仕上げられた本像の裏に、“以相州星降梅
造之光悦像”とある。日蓮聖人の諌暁によって明星天子が現れ梅の木
の枝に掛かったという奇瑞伝承を踏まえた銘文。
光悦の孫である光甫が彫造したと伝わる。座像は光悦寺(京都市北
区鷹峯光悦町29)の厨子に安置されている。
TNM(台東区上野公園13-9)
月26日〜3月10日)を鑑賞した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/d3/20e970916f2ca505bacb7bc3b809227e_s.jpg)
本阿弥光悦は戦乱の時代に生き、森羅万象の造形を生み出してきた。
光悦の世界をマクロコスモス(大宇宙)と呼び、その全容がここに再現
されていた。
“一生涯へつらい候事至てきらひの人”(異風者)と言われた光悦は、
己の美意識によって創り上げられた様々な逸品は心に刻まれたアート
だった。
まずは、「本阿弥光悦座像」(17世紀頃、伝本阿弥光甫作、一軀、
22.5/22/12.7cm、木製)で、本阿弥家遠孫に伝わる木製座像。法衣
をつけ頭巾をかぶり、顔貌は笑顔に見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/14/52/3911325a8c6dc5aebf6404b8f51b907f_s.jpg)
一木で彫られ茶色の漆で仕上げられた本像の裏に、“以相州星降梅
造之光悦像”とある。日蓮聖人の諌暁によって明星天子が現れ梅の木
の枝に掛かったという奇瑞伝承を踏まえた銘文。
光悦の孫である光甫が彫造したと伝わる。座像は光悦寺(京都市北
区鷹峯光悦町29)の厨子に安置されている。
TNM(台東区上野公園13-9)