株式会社パワーランド社長のブログ

日々変化する内外の経営・経済・社会環境に対し、自分の意見を適宜適切に表明したい。もちろん社業の宣伝も行います。

株式会社パワーランド  

2011年04月15日 | Weblog

福島原発事故について、大津波の規模とマグニチュード9の地震は「想定外」という言葉がよく使われていました。しかし、今では技術者の矜持が許さないからか、被災者に失礼だとの観念からかはわかりませんが、あまり使われなくなっています。そこで、今一度、今回の災害について想定の内外の線引きはどこにあるか自分なりに考えてみました。

災害についての想定の最大値は地球への隕石の衝突だと思います。太陽が破裂して太陽系がなくなることも当然ありえますが、「いつ??」が予測できないし、過去に太陽が破裂したことは無いので流星を見て太陽系が破裂消滅すると考えるのは現実的ではありません。

地球上の恐竜や生物が全滅した原因といわれる「地球への隕石の衝突」は地質学者・考古学者の研究から、7500万年前に実際にあったと言われています。次の文献が正しいとは限りませんが、ご一瞥下さい。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9E%E7%AB%8B%E6%81%90%E7%AB%9C%E5%85%AC%E5%9C%92

過去に起こったことは、また起こる可能性が当然ありますから、想定の内側には「隕石の衝突・・・大津波と大地震」はあって然るべきです。これで、人間も絶滅しますから、今回のような原発事故は人の生死に関する限り意味を持ちません。想定の内外の線引きはもっと人間臭い所で行われることになります。今回の地震と津波が想定の内外の限界事例ではないでしょうか。

今は「被災直後だから不謹慎だ」という社会的風潮があるから議論されませんが、東電の賠償責任論の中では法廷で当然出てくるでしょう。よく考えてみると、東電もどうも被災者のような気もするのです。放射能では加害者となっていますが、これはいわば二次災害の加害者的位置付けで、法的には過失責任となるのでしょうか 過失の有無に関し、想定の内外は大きな意味を持ちます。経営者の歯切れの悪い説明振りの原因は・・・どうやらこの辺りにあると思います。経営者は辞めればそれで済みますが、放射能被災者は人生を辞めるわけにはいかないから・・・・・・「人生を辞めてもいいや」という人がどっと出てこないことを祈ります  

今日はディレクトフォースの勉強会が学士会館であります。また、夕刻には業務打合せが入っています。もう金曜日なんですね 

 

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