株式会社パワーランド社長のブログ

日々変化する内外の経営・経済・社会環境に対し、自分の意見を適宜適切に表明したい。もちろん社業の宣伝も行います。

株式会社パワーランド

2021年10月14日 | Weblog

国道32号線沿いの「道の駅大歩危(おおぼけ)」から見た吉野川。展望デッキはあるのですが、コロナ禍の影響で当面の間「閉鎖」。そこで駐車場から身を乗り出しての川面の撮影。カメラを落としたら大変。注意に注意を重ねてのトライ。うまく撮れました

吉野川もこの辺りまでくればかなり狭いので、私は中流というよりは上流ではないかと思います。初めて来た人が見た直感です。池田ダムの湖水が途切れる辺りから川幅がかなり狭くなり渓谷の岩石も目立ちます。にし阿波の岩石は大きな岩も小さな石も断面が層に成っていて、壊れる方向が層に沿って一定方向に壊れます。日本列島中央構造線沿いの結晶片岩だとのことです

対面にはJR土讃線の鉄道が走っています。もう少し上流(右手)に行くと木造の大歩危(おおぼけ)駅があります。この駅側の祖谷(いや)の山中の道路は舗装はしてあっても、カーブではところどころ岩石が頭上に迫り出して来ているように見えます。途中まで祖谷渓沿いを走っていましたが、レンタカーの上に落石があったら大変だと思い途中から引き返し、国道側を通ってここまでやって来ました。これで良かったと思っています。76歳では、無謀なことはできません

この場所から更に数キロも登ったところに農家民宿が幾つかあります。その辺りの集落も当然ジアス(「世界農業遺産」)となっている「傾斜地農耕システム」の対象地です。(一社)そらの郷の方にも電話を掛けてもらったのですが、緊急事態宣言解除を期待した予約客で一杯でした。後で分かったことですが、中学生の修学旅行を兼ねた農業体験を受ける目的で子供達が三々五々に分かれて、農家民宿を利用していたとのこと。400年以上も続いているこの傾斜地農耕システムを支えている関係者の方々に頭が下がります。子供が関心を示せば未来に続く人的基礎ができます

コメント
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