今朝の朝日新聞を読んでいて、ふと目に留まったのが「大学新卒の3割、3年以内に退社」という見出し。高校新卒就職者も中学新卒就職者も、その種の統計があるなら公開して欲しかったが・・・。厚労省の発表というから、問い合わせるかネットで調べれば多分出ているのでしょう
この記事が何故目に留まったかというと、実は私もその昔、その一人だったのです。高卒で日産自動車に就職して、約２年で退社。大卒で川鉄商事に就職してやはり約２年で退社。そして、途中入社でフジタに就職して30年勤務。自分自身の年齢による心の変化も影響していますが、退社するにはそれなりの訳があります
若者にとって、「直属の先輩の背中」・・・つまり先輩が働く姿・・・が決め手になります
この先輩が、社会に貢献しているという矜持と夢を持って生き生き働いていると、若者も続きます。就業環境が厳しくて退社という選択は、若いうちは二の次です。あの先輩と一緒なら働くのが楽しい、という状態なら・・・辞めないものです
先輩の愚痴には若者は付いて行きません
また、企業そのものが、社会貢献しているという現実がなければ若者は付いていきません
私の30年続いたフジタ時代・・・今考えると、よく働いたなあと感心します。組織の中で皆と一緒の感覚がずっと続きました。しかし、それよりもよく働いているのが今のパワーランドの創業時代。このブログを始めた頃から辿ってみるとお客様に如何に恵まれてきたか
損得を考えないでガムシャラでした
今は、自分が叶えられなかった夢を若者に託し始めています
