株式会社パワーランド社長のブログ

日々変化する内外の経営・経済・社会環境に対し、自分の意見を適宜適切に表明したい。もちろん社業の宣伝も行います。

株式会社パワーランド

2010年04月25日 | Weblog
人の欲望には限が無い

今日の画像は、雨のバッキンガム宮殿です。風も強かったので人はまばらでした。こんな中でも騎馬衛視の巡回はありました。

ところで、標題の件、ギリシヤ経済危機に対するEU・IMFの支援が決まりましたが、ギリシヤ国民の反応に危機感が見られません。朝日新聞に拠れば労働人口の約25%に当る100万人が公務員の由。この俸給は当然税金から賄われていますが、諸手当が膨れに膨れ上がって一人当り月額平均7000ユーロ(約85万円)になっているとか 他にも手厚い社会保障があり、これらが財政赤字に拍車をかけているのが原因のようです。

公務員が悪いといっているのではなく、悪いのは、改革を怠ってきた代々の政府です。社会は人口構造や経済状態など常に変化していますから、制度改革は必須です。非難を恐れて、赤字を隠すなどはもっての他です。ここは、国民一同謙虚に反省してもらわねばなりません。国民の中にも様々な不公平・不平等が存するものと推定され、これまでのメリットに与れなかった国民達は腹の虫が納まらないことでしょう。気持は分りますが、今夜のご飯があるわけですから、人としての崇高な理性に基づいて難局を乗り切って欲しいと思います。

こんな事を投稿したのは、日本も実は同じと思うからです。日本の場合は、規模はギリシヤの10倍以上で、同じ事態に陥れば世界経済は資本主義の振り出しに戻りかねません
政府を監視するのは国民です。国民一人ひとりの力は小さくても、義理人情に左右されない良識ある判断を投票行動で示すことです

土曜日に投稿できなかったので、今日は日曜日ですが投稿しました。
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