株式会社パワーランド社長のブログ

日々変化する内外の経営・経済・社会環境に対し、自分の意見を適宜適切に表明したい。もちろん社業の宣伝も行います。

株式会社パワーランド

2008年04月01日 | Weblog
花より団子が庶民の本音ではありますが・・・。

新らしい事業年度が始まりました。瞼を閉じればその昔の懐かしい入社式の光景が浮かびます。そして10年・20年・30年が経過し、会社の中で人はそれぞれ変化し成長もします。会社の倫理が社会の倫理と同じならそれこそ大過なく一人ひとりが自分の役割を楽しく演じ切れるでしょうが、会社の倫理と社会の倫理が異なるのが普通です。どのように異なるかと言うと、会社は事業集団なのでとにかく利益のためなら従業員を犠牲にすることなど平気なのです。サービス残業や名ばかり店長などは分かりやすい例です。

今、会社の倫理が問われています。コンプライアンス(コンプラ)がそれです。コンプラとはもともと何かに水準を合わせることという意味。会社の倫理を社会の倫理に合わせること、只それだけのことですが、それがうまくいかないのは、その会社が利益において強欲過ぎるからなのです。名も実も、つまり信用も利益もともに手に入れたいのは会社も個人も同じですが、どちらかを選択せねばならないときに、名をとるか実をとるか、ここが分かれ道。名を取る会社は生き残り実を取る会社は、その一瞬は豊かになっても、反省して名を取るようにならなければ、いずれ廃れます。

名を選択すると、そのときの実は相手とか社会に落ちます。要するに自分以外のところに落ちるわけですが、それをじっと見ている人が居るのです。目に見えないところに居るのです。私はその形を「お天道様が見ている」と表現しています。そう思うことによって自分が謙虚になり、謙虚になれば人が集まり、人が集まれば堅実な情報も入ってきます。社会はこんなに単純には行きませんが、それでも日々の生活が平和な社会の中でそれなりにできれば、それはそれでいいのではないでしょうか。 
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