木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

カモミール 詰める

2014年05月31日 | 日日録
先週摘んだカモミールが乾燥したようなので、
小瓶に詰めました。

勿論、乾燥材は底に入れてあります。
蓋をしてできあがり。

結構摘んだつもりでしたが、乾燥させてみるとこれっぽっちです。
大量のカモミールを栽培しなければ保存して楽しむなど夢のまた夢だと知りました。
一応一日おいて
明日カモミール茶を喫してみよう!
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シモーニュ・ヴェイユの世界 読す

2014年05月30日 | 読後記
シモーヌ・ヴェーユの世界   マリー・マドレーヌ・ダヴィー著
               山崎庸一郎訳            晶文社刊


久しぶりのシモーヌ・ヴェーユですが・・・・
私は、彼女の「美についての考察」以外は全く理解できないし興味もないのです。
出来高払いの機械にすがりついて過ごす3時間と、
ジョットの壁画まえで過ごす3時間との間には、無限の差異がある。
美はそれ自体としては普遍的言語であり、人間の生活における唯一の価値基準である。
すべての人間に適用できる唯一の価値基準である。
それなくしては、あとは安楽というものしかない。
美の秘密は明晰さと秩序である。
すなわち、全体として考えられた宇宙のなかなる万物の調和の反映自体である。
美は無秩序を犠牲にした秩序の実現である。
なぜなら、人間は本来的に無秩序なのだから。
・・・・全て「金言」です。
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大涌谷 越える

2014年05月29日 | 日日録
遅い昼食の後、まだ帰るには早いと大涌谷に向かいました。
強羅までタクシーで移動し、ケーブルカーに乗って早雲山に登ります。

ここでロープウェイに乗り替えて、大涌谷を越えます。

下界に異様な光景が広がります。
硫黄の黄色が何やら毒々しいもののように目に映ります。
大涌谷に到着したところでついに時間切れです。
箱根湯本に帰らなければ、北千住直通のロマンスカーに乗れません。
強羅に着いた時点でもう間に合わないことがわかったので、チケット(座席指定)を取り直しました。
箱根登山電車で箱根湯本に向かいます。

箱根湯本で、お土産を買って帰宅しました。
・・・エヴァンゲリオンの「エヴァ屋」を見つけました。そういえば、箱根は第3新東京市でした。
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よし鳥 昼食す

2014年05月28日 | 日日録
岡田美術館の展示室を廻って疲れ果てたうえ、
美術館のお弁当が売り切れになってしまったので、
お向かいのユネッサンに向かいました。

庭の方に出てみると何やら大げさな古民家風の建物が見えます。
カラー鋼板で梱包された屋根は既にオブジェ化しています。

それが、よし鳥でした。

勿論、そばを食べましたが、そば粉比率の低い東京風のさっぱりした蕎麦でした。
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岡田美術館 訪問す

2014年05月27日 | 茶湯記
小涌谷のユネッサン前にある岡田美術館が今日の目的地です。

エントランスを抜けると中庭が足湯カフェになっています。

足湯カフェの正面に俵屋宗達の風神と雷神がいます。



展示を見ようと受付カウンターに行くとセキュリティが空港並みです。
デジカメと携帯電話はロッカーに入れなければなりませんし、金属探知機のゲートを通過しなければ中に入れません。
どんなお宝があるのか?・・・と思いきや本当にお宝満載でした。
唐物(中国製)、高麗物(韓国製)の陶磁器がこんなに美しいとは・・・初めての経験です。
唐物、高麗物を堪能した後に国焼(日本製)を見たせいか、国焼が妙にしょぼく出来の悪い模造品のように
見えてしまいました。
また、浮世絵の春画(葛飾北斎)を、年齢制限の表示をして展示している点も感心しました。
日本の古めかしい殻を破った、はじめての大人の美術館です。
根津美術館程度の規模をイメージしていましたが、とんでもなく大きな美術館でした。
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ロマンスカー 乗車す

2014年05月26日 | 日日録
箱根に行こう!ということで、ロマンスカーを予約しました。
1日2本だけ北千住~箱根湯本間をロマンスカーが結んでいます。
千代田線のホームの柱に案内が張られています。乗車口の開かない車両があるようです。
3号車だったので4号車から乗車しました。

青のロマンスカーが入線してきました。

地下鉄を利用し、約2時間で箱根湯本に着きますが、1日2本しかありません。
すでに満席だとアナウンスが流れています。
列車の内装もなかなかよい雰囲気で、快適、快適と思っているうちに箱根湯本に到着しました。

箱根登山バスで小涌園に向かいます。
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カモミール 摘む

2014年05月25日 | 日日録
春に植えたカモミールが庭に繁茂してきました。
この植物は、観賞よりは育成に向いているようです。
花を大量に咲かせますが、節度なく繁茂してあまり姿が良くありません。

花をひとつひとつ摘むと、ざるいっぱいになりました。

これを陰干しします。
1週間くらい干してすっかり水分が抜けたら、乾燥剤入りの瓶に詰めて保管します。
生でも喫茶できますが、干した方が濃縮されて味が濃くなるようです。
初めてなので期待が膨らみます。
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西行全歌集 読す

2014年05月24日 | 読後記
西行全歌集              久保田淳・吉野朋美校注   岩波書店刊


通勤電車に揺られながら2300首を一気に読み切りました。
全て理解できた訳ではありませんが、「読書百編意自ら通ず」という気持ちです。
なかでも
風さえて寄すればやがて氷つつ返る波なき志賀の唐崎
が気に入りました。
歌合という形式を始めて体験しましたが面白いです。
平安時代に盛んに行われた訳が分かったような気がします。
特に、「宮河歌合」は凄い!
判者は若き藤原定家です。
左右の歌が常に真剣勝負で、このように緊迫した文学空間は始めての体験です。
六百番歌合など読んでみようかなという気にもなりました。
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バラ6種 植える

2014年05月23日 | 園林記
庭に落ちた枯れ枝を集めて干して袋に詰めました。
これで今年の冬の焚き付けができました。

冬にはあまり来ないので、この6袋で充分持ちます。

今年は小輪のバラを6種植え込みました。
タカネイバラ(日本)
サンショウバラ(日本)
サラバンド(フランス)
ラファイエット(フランス)
ファンファーレ(アメリカ)
トランぺッター(ニュージーランド)
バラって不思議に民族の嗜好が出ますよね。
私は、フランス系のバラが好きです。

庭は、早春の趣です。
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ヒヤシンス・ハウス 知る

2014年05月22日 | 作事記
立原道造と軽井沢展にヒヤシンス・ハウス(風信子荘)の模型と図面が展示されていました。
ショップコーナーをみていたら、エスキースを売っていたので買いました。




エスキース上手い!
ル・コルビュジェの休暇小屋が1956年で、
立原道造のヒアシンス・ハウスは1938年ですから、
立原の着想の方が早かったのかも?・・・
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