木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

長野 善光寺 旅す

2012年08月31日 | 日日録
長野駅に着きました。
あまりに暑すぎてとても善光寺まで歩いて行く気になれず、バスで行きました。
100円区間の善光寺大門前で下車して、少し歩くと「善光寺山門」です。



この山門に掲げられた「鳩字の額」が有名です。



「善光寺」の3文字に5匹の鳩が隠されているそうです。4匹まで分かるのですが「寺」の字の中の鳩がどこにいるのか分かりません。
当日はこの山門が特別拝観になっており、拝観料500円で迷わず登ってしまいました。



山門から伸びる参道を軸線とした明確な景観です。
この山門には四国八十八ヶ所の仏様が安置されており、山門内を一周するだけで八十八カ所巡りができるということです。
当然一周しました。いつか巡りたいと思っていたのでいい機会でした。でもこんなに楽して巡っていいのかな?

お腹がすいたのでそばでも食べようと、お土産屋さんでおいしいそば屋を尋ねると、
「九一(くいち)そばの今村」を教えてくれました。



このそば屋は大当たりです。久しぶりに本当に美味しいそばを食べました。






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別所温泉 北向観音 旅す

2012年08月30日 | 日日録
安楽寺から坂を下りて、北向観音に行きました。どうもここが、別所温泉のご本尊のようです。
それが証拠に、なんと「手水」がお湯です。



境内から上田方面を一望できるので絶景を楽しむことができました。
ふと気づいたのですが、ここの「海老虹梁」は凄いです。



いろいろな「虹梁」を見ましたが、これほど海老反っているのは初めてです。
知りませんでしたが、北向観音は名前通り「北向き」に建っていて、「南向き」に建っている善光寺と対になっているのだそうです。
北向観音が「現世のご利益」を、善光寺が「来世のご利益」をかなえてくれるそうで、ここだけでは「片参り」になってしまいます。
そこで、まだお昼時ということもあり、思い切って長野の善光寺にも行くことにしました。
上田に戻るために切符を買って驚きました。昔なつかしい固い厚紙の切符です。



この切符本当に懐かしい。
別所線の景色は、まさに「日本のふるさと」の3点セット「青い空・緑の山・一面の田圃」です。



これから長野に向かいます。
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別所温泉 安楽寺 旅す

2012年08月29日 | 日日録
しなの鉄道で「上田」まで行き、別所線に乗り換え「別所温泉」に着きました。
駅では和装の袴姿の女性が改札しており、なんとなくレトロな雰囲気です。



駅から別所温泉までは、炎天の白昼の坂を登らなければなりません。
安楽寺をめざして登ります。



静かな佇まいの境内です。深緑にサルスベリの赤が映えて真夏の風情を醸し出します。
この塩田平一帯は、「信州の鎌倉」と呼ばれているそうですが、境内は京都に近い洗練された雰囲気です。
鎌倉の社寺も訪れたことがありますが、ここより洗練さが足りないように思われます。

拝観料を300円払って、さらに坂を登って行くと国宝の八角三重塔が見えます。



この塔は日本最古の禅宗様との事ですので、当時としては宋から輸入した最新式のスタイルという事になります。
スタイルもさることながら、さらに形を八角形にしていますので、
仕口の複雑さが倍増する上、垂木も扇状に並べなければならず、制作困難な建物になります。

この建物を見事造り上げた棟梁の技に感服しました。
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信濃追分から 旅立つ

2012年08月28日 | 日日録
いつも車でばかり旅しているので、列車で旅してみようということになりました。
しなの鉄道にどこから乗るかが、思案のしどころです。

軽井沢駅の駐車場は混んでいるだろうから駄目。
中軽井沢駅の駐車場は工事中なので使用できず駄目。
信濃追分駅の駐車場しかないと思いを定めて行って見たら大当たりです。
当然空いていた上に駐車料金が激安です。
駐車時間12時間までがなんと100円です。ラッキー!

信濃追分駅は昔ながらの佇まいです。しかも無人駅でした。



長野・上田方面のホームに行くと、脇に小さな手書きの銘板が立てられていました。



立原道造です。そうです追分の油屋は彼の定宿でした。

今日はここからまず別所温泉を目指して旅立ちます。


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中軽井沢 一新す

2012年08月27日 | 日日録
郵便局に用事があり久しぶりに中軽井沢の駅前を通ったら
駅が一新されていました。
これが新しい中軽井沢駅です。



その隣に同じデザインで「くつかけテラス」が新築されています。
この中に中軽井沢図書館ができるようです。



「軽井沢 風のお便り」によると、この図書館の基本方針は
    1. 誰もが気軽に利用できる図書館
    2. 子どもが読書に親しむ図書館
    3. 地域の情報拠点になる図書館
    4. 地域と連携していく図書館
だそうです。

それにしても、
風越公園には新カーリング場、中軽井沢には新図書館と
建設ラッシュですが、もしかして軽井沢町って金持ち?

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ルリボシカミキリ 現る

2012年08月26日 | 日日録
何気なく、テラス前に植えられたライラックを見ていたら、
瑠璃色のカミキリムシがいました。



熱帯ならいざ知らず、青い生物なんか見たことない!
と思い調べてみると国産生物 ルリイロカミキリ でした。
広葉樹の雑木林に普通に生息しているようです。

どんな理由で青い外観を選択したのか、
自然淘汰では説明できない進化の不思議を感じました。
それとも、青色が葉の緑色に紛れて黒い星だけが見える擬態の一種でしょうか。
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関守石 置く

2012年08月25日 | 園林記
門柱の間の踏み段に「関守石」を置きました。

今後は、この石が留守居役を担います。
石はこの敷地から出た浅間石を用いました。
棕櫚縄の結び方は、自己流です。
(一応インターネットで調べましたが、解説を読んでもよく分からないので
見よう見まねです。)



丸太の門柱の間にチェーンを渡している光景をよく見かけますが、
どのみち実質的な防犯効果はないので、
皆で「関守石」にして見てはどうかと思います。

玉切りもさらに進めて、薪置き場を2列にしました。



残りは、大きな丸太十数本のみとなりました。

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BBQコーナー 造る

2012年08月24日 | 園林記
「遊路」が完成したので、
さらに「テーブル」と「ベンチ」を造ってBBQコーナーにしました。
脚は、ここで切り出されたヤマザクラの幹を掘っ立てにし、
天板は、ケーヨーD2からワンバイフォー材(104材)を買って来て
ステンレスビスで留めました。
天板には、水性キシラデコールの白を塗りました。



じっと眺めると、天板に塗った白色とヤマザクラの脚に違和感があります。
丁度、塗料も余っていたので思い切って脚にも白を塗ってみました。



何となく調和した感じにはなりました。
これで「よし」としました。
ついでに、遊路の途中にも同じ様にベンチを造りました。



これも納まった感じです。
「ベンチ」の裏のアジサイが大きくなって、たくさん花を咲かせた情景が目に浮かびました。

小道具が揃ってきたので、段々庭らしくなってきました。
庭造りって、超~楽しい!



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遊路 完成す

2012年08月23日 | 園林記
家の裏側に廻り込む部分を造り、
ついに家を一周できる遊路が完成しました。
表は幅60センチですが、今回の裏道は幅30センチです。





丸太を一本ずつレベルをとりながら埋め込みました。


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小川敬三美術館 訪問す

2012年08月13日 | 書画記
小諸に行ってきました。
小諸高原美術館で「宮沢賢治画本原画展」を見ました。
この美術館では、作品もさることながら見晴らしの良さに圧倒されました。
360度の大パノラマです。

さらに、懐古園に行ってみようかということになり、
小山敬三美術館で「発見された小山敬三の絵 お披露目の展覧会」を見て来ました。
この美術館は、村野藤吾の設計です。



ここの絵はジョルジュ・ブラックの風景画から感じるような
何か得体の知れないものを持っています。
そう感じました。

小山敬三記念館は、茅ヶ崎市にあった住居兼アトリエを移築した建物のようですが、
フランスから帰国して居を構えたというだけあって
いかにも西洋帰りな外観でした。



長野県には、いろいろな美術館がいっぱいあって楽しいです。

軽井沢ニュースに、
上田の信濃デッサン館に「立原道造記念展示室」ができたという記事が載っていたので
今度は、さらに足をのばしてそこに行ってみようと思っています。



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