ピタゴラスの生涯
ポルピュリオス著
水地 宗明訳 晃洋書房刊
紀元前6世紀の哲学者ピタゴタスの生涯ですが、
あまりに古いので諸説がありよくわからないということが結論です。
ピタゴラスが、教団を組織しており、ある時突然、
国家権力により教団員全員が抹殺されたというのは、
古代中国の墨子教団を彷彿とさせます。
ピタゴラスは、魂の輪廻を説いていたというのも初耳でした。
ピタゴラス教団員の友情の一例として、フィンティアスとダモンの話が
紹介されていますが、この話は、まさに太宰治の「走れメロス」です。
太宰は、その話を「ギリシャの古伝説とシルレルの詩から」
と書いていますが、このことだったのですね。
ポルピュリオス著
水地 宗明訳 晃洋書房刊
紀元前6世紀の哲学者ピタゴタスの生涯ですが、
あまりに古いので諸説がありよくわからないということが結論です。
ピタゴラスが、教団を組織しており、ある時突然、
国家権力により教団員全員が抹殺されたというのは、
古代中国の墨子教団を彷彿とさせます。
ピタゴラスは、魂の輪廻を説いていたというのも初耳でした。
ピタゴラス教団員の友情の一例として、フィンティアスとダモンの話が
紹介されていますが、この話は、まさに太宰治の「走れメロス」です。
太宰は、その話を「ギリシャの古伝説とシルレルの詩から」
と書いていますが、このことだったのですね。