木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

電気炭 入手す

2015年04月28日 | 茶湯記
ついに電気炭を入手しました。
ヤマキ電気製の表千家タイプです。

風炉にセットします。

前土器(まえかわらけ)もつけました。
もうすぐ5月なので風炉に置き合わせます。

風炉の敷板が揃えば道具は一応完成です。
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伊勢物語 読す

2015年04月27日 | 読後記
伊勢物語              坂口由美子著   角川学芸出版刊

伊勢物語は平安時代のベストセラーです。こんなに面白いとは知りませんでした。
何故高校の古文の授業でこの面白さに気付かなかったのでしょう。
きっとこの物語を楽しめる心性になっていなかったのでしょうね。
描かれているのは男女の恋の百態ですが、そこはかとない哀感があります。
昔は、夫が3日続けて通うと結婚が成立し、
夫が3年消息不明になると離婚が成立したそうです。
しかも女性が家を相続し婿を取る制度です。
この制度の方がいい様な気がしてきました。
娘が相続すれば親の面倒をみるし、万一離婚して母子家庭になっても
相続しているので経済的に安定します。
子供を確実に育てるという観点からもいい制度なので
少子化対策としても有効です。
在原業平は五十六才で亡くなりました。
むかし、男、わづらひて、心地死ぬべく覚えければ、
ついに行く道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思はざりしを
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江岑棚 用いる

2015年04月26日 | 茶湯記
今日のお稽古は、江岑棚でした。

江岑棚と三木町棚は同じ形ですが、中身が違うようです。
三木町棚は、四代江岑が、紀州の三木町に逗留している時に
作らせた棚で、桧、樅、杉の寄木でできています。
江岑棚は、六代覚々斎が三木町棚と同形の物を
桐で作らせた棚で、引き出しの摘みだけが桑でできています。
花入れは九谷焼で、
黒花蝋梅(クロバナロウバイ)と姫空木(ヒメウツギ)でした。

今日は四人でお稽古でした。
いつもは二人なので、このくらいの人数の方がお茶会風で楽しいかも!
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草書 試す

2015年04月21日 | 書画記
早速、草書を試してみました

が、字が不自然に固くなってしまいます。
練習練習また練習すれば、そのうち少しずつ上手くなるでしょう。
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和歌文学の基礎知識 読す

2015年04月20日 | 読後記
和歌文学の基礎知識       谷知子著   角川学芸出版刊

古典和歌について31項目をたてて解説しています。
和歌は、自然や人間の心情を理解し、解釈する為の日本独特の装置であり、
日常的でなく優美であることが「歌ことば」の重要な条件で、
和歌に用いてよいことばと、和歌にふさわしくない言葉が厳然と
区別されています。
という前置きから和歌野レトリックが擬態的な解説されています。
一読すると、和歌が分かった様な気がしてきます。
藤原俊成のいう「幽玄」と「艶」に興味を引かれました。
風吹けば花の白雲やや消えて夜な夜な晴るるみ吉野の月
これが「幽玄」です。
見し人の寝くたれ髪の面影に涙かきやるさ夜の手枕
これが「艶」です。
いずれも対象との「距離感」がキーワードです。
と解説されていました、一読では理解が至りませんでした。
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給湯器 修理す

2015年04月18日 | 日日録
給湯器が故障してしまいました。
突然リモコンが作動しなくなってしまいましたが、
修理をお願いしてどうにか治りました。
給湯器の中って結構密実です。

電気系統は全てコネクタ接続で交換し易くなっています。
パッキンが劣化して水漏れしていたのが原因なので鉄板が錆びています。
水でヒータがやられ漏電したため、機器内の漏電遮断機が作動し不動作状態になったようです。
近い将来、買い替えが必要になると言われましたが、もう少し持ちこたえて欲しいです。

とりあえず、風呂に入れるようになって良かった!
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茶道雑誌 発見す

2015年04月16日 | 茶湯記
裏千家は、淡交社があるので出版物が豊富にありますが、
表千家は、出版に不熱心で雑誌もないと思っていたら
ありました。
「茶道雑誌」です。

編集者は中村昌夫で、出版社は河原書店です。
今月号の特集は、本阿弥光悦の茶碗芸術です。
表紙の題字は、而妙斎宗匠なので、まさに表千家の雑誌です。
よかった!
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間道 揃う

2015年04月14日 | 茶湯記
間道とは、縞模様のある裂のことです。
間道の名は、これらの裂の産地が中国の広東地方だったことに由来するようです。
要するに、ストライプ柄で私の好みです。
出帛紗は、「青木間道」です。

仕覆は、「伊藤間道」です。

懐紙入は、「前田間道」です。

この柄は当時も流行ったらしく、天下の4茄子
「付藻茄子(つくもがみ)」「紹鴎茄子」「百貫茄子(にたりなす)」「珠光小茄子」
の仕覆の3つは、間道だったらしいです。
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ハーブ 蘇る

2015年04月13日 | 日日録
昨年植えたハーブが春の訪れと共に蘇ってきました。
イタリアンパセリです。

カモミールも庭のあちこちに蘇ってきました。
昨年落ちた種が一斉に発芽したようです。

種を買って撒いた時にはさっぱり発芽しなかったのに、
こぼれ種は何の苦もなく発芽してきます。
不思議です。
まさに
不審花開今日春
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京焼(黒仁清) 頂く

2015年04月12日 | 茶湯記
先日、仕事先で還暦祝いをしてくれました。
お茶を習い始めたと知ってか、懐紙入れと抹茶碗を頂きました。
嬉しい!

開けてみると、京焼 夜桜 です。

作は、田中朋彩 です。
女性の作家らしい優しい風情があります。
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