木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

ルネサンス画人伝

2024年08月07日 | 読後記
ルネサンス画人伝
ジョルジョ・ヴァザーリ著
平山祐弘・小谷年司・田中英道訳
白水社刊
チマブーエからティツィアーノまで
十五人の画人の生き様を伝えています。
圧巻はルネサンス芸術の頂点を究めた
ミケランジェロです。
画人達は、師弟関係で繋がっていて
師を乗り越えることによって
新たな世界を生み出してきた
ことがよく分かります。
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謡蹟めぐり3 西日本篇

2024年07月11日 | 読後記
謡蹟めぐり 西日本篇
青木実 著
檜書店 刊
日向国(宮崎県)の宮崎市に
木華開耶姫(このはなさくやひめ)神社がありました。
なななんと!
ここは謡曲「桜川」に謡われる
桜子のふるさとです。
桜子の母は、
ここからはるばる常陸国(茨城県)の桜川市まで
桜子を探し求めて流れてきたのでした。
感慨深いですね!
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謡蹟めぐり2 鎌倉篇

2024年05月24日 | 読後記
謡蹟めぐり 鎌倉篇
青木実著
檜書店刊
行ってみたい所
「七騎落」 真鶴の船出浜
「放下僧」 金沢八景の瀬戸神社
曽我ものはパス。
あと・・・
謡ではないけど、西行法師が
心なき 身にもあはれは 知られけり
鴫立沢の 秋の夕暮れ
と詠んだという
大磯の鴫立庵かな。
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ジョルジョ・ヴァザーリ メディチ家の演出者

2024年05月21日 | 読後記
ジョルジョ・ヴァザーリ メディチ家の演出者
ロラン・ル・モレ著
平川祐弘・平川恵子訳
白水社刊
なななんと!
字がビッシリで600ページもあるので、
ちょっとずつ読み進めてやっと読破しました。
ジョルジョ・ヴァザーリは、
フィレンツェのウフィッツィ美術館の建物を
設計した建築家です。
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謡蹟めぐり1 京都篇

2024年05月19日 | 読後記
謡蹟めぐり1 京都篇 能の史跡を訪ねて
  青木実著 檜書店刊
日本全国の謡蹟をめぐる全六巻のシリーズです。
檜書店では、すでに絶版になっているみたいです。
謡を習っている人には、とても面白い本ですが・・・
謡を習う人が減って出版本として成り立たなくなって
しまったのですね。
6冊あるので、私がゆっくり楽しませてもらいます。
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利休七哲・宗旦四天王

2024年02月26日 | 読後記
利休七哲‥宗旦四天王
  村井康彦著 淡交社刊
利休七哲は、
細川三斎
蒲生氏郷
高山右近
柴山監物
瀬田掃部
牧村兵部
古田織部
宗旦四天王は、
藤村庸軒
山田宗徧
杉本普斎
久須見疎安
これらの人物の時代背景と評伝。

藪内竹心の「源流茶話」に曰く。
古織は、実なれども花よからず
遠州は、花うるはしけれど実よからず
宗旦は、竹の緑なれど花なきがごとし。

信濃追分の古本屋にまた探しに行こう!
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節の精解

2024年02月20日 | 読後記
節の精解 よくわかる節の手引き
三宅杭一著 檜書店刊
読み始めたけど・・・よくわかりません!
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華厳経入門

2024年02月19日 | 読後記
華厳経入門
清水公照著 春秋社刊
海水は写そうとして写しているのではない。
また波が静まった時だけ映るのではない。
すでに映されているものであって、
波立つ時は、その映されてあるものを
波がしばらく砕くのである。
映されていないのでは決してない。
・・・海印三昧一時炳現
いよいよ、
華厳経入法界品の旅に挑戦します。
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日本の名随筆87 能

2024年01月16日 | 読後記
日本の名随筆87 能
観世栄夫編 作品社刊
信濃追分の古書店で見つけ読んでみました。
様々な作家の能についての随筆が編まれています。
野上豊一郎が、「演出」という随筆の中で
能を見る人の大部分は、謡を稽古している好事家で、
しかも一流一派の盲目的信仰者であり、
自分の謡の技術を増進する目的で、
単に聞くために能舞台へ出かける
片寄った熱心家であり、
能の鑑賞さえあえてしないような人たちである。
能を一流一派に編することなく鑑賞する
人々がいなければ舞台芸術として発展しない。
と指摘している点・・・
確かにそうだ!
と思いました。
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イタリア十六世紀の建築

2023年08月21日 | 読後記
イタリア十六世紀の建築
コーリン・ロウ著 稲川直樹訳
六曜社刊
十六世紀イタリア建築の革命的新理念は、
画家の修行を積み、画家として作品を残した
建築家の世代(ブラマンテ、ラファエロ、
ジュリオ・ロマーノ、セルリオ)によって
開始され、画家の素養がある建築家の
もうひとつの世代(ヴァザーリ、ヴィニョーラ)
に受け継がれ、新しい種類の実務家
(サンカッロ・ルイ・ジョーヴァネ、
パッラディオ)によって敷衍された。

厚い本を時間をかけて
じっくり読むのも案外いいものですね。
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