木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

関東戦国史

2017年02月28日 | 読後記
関東戦国史            黒田基樹著      KADOKAWA刊

戦国時代は、関東の享徳の乱(1455〜1482)に始まり、小田原合戦(1590)にいたる約150年です。
戦国時代といえば信長や秀吉が取り上げられますが、それは戦国時代の終盤の15年にすぎず、
関東における上杉と北条の抗争こそがまさに戦国時代なのです。
この書を読み進んでいくと、上杉と北条と武田の大勢力の三つ巴の戦いに加え、
独立を守り抜いた里見と佐竹といった二大国衆がおり、
これらの五つ巴の戦いに翻弄され右往左往する幾多の弱小国衆たちと
息つく暇もない変転の歴史が展開されます。
教科書で習った日本史とは全く異なる世界がここ関東で展開されていたことに驚きます。
東国は本当に面白いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビレロイ・ボッホ

2017年02月27日 | 日日録
ビレロイ・ボッホのグラスです。



しっかりと重く、ごっつい感じが気に入りました。
ビレロイ・ボッホは
1748年にフランソワ・ボッホがフランスのロレーヌ地方で創業し、
1836年にライバルのボッホを合併してビレロイ・ボッホになり、
今日に至るそうです。
ここの代表作はグラスではなく、
スイッチ3というカップ&ソーサーです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フルトシ

2017年02月26日 | 日日録
東銀座のフルトシで娘の誕生会をしました。
子供の時からやっている誕生会が大人になっても継続しているのですが、
子供の誕生日が11月、12月、2月と一時期に集中しているため
短期間に何度もやることになります。
ソラリア西鉄ホテルの2階にあるイタリアン・レストランです。
プリフィックス・コースにしたので
冷菜2種と温菜1種が選べます。
これは温菜です。

次にパスタ

メインはお肉3種

イベリコ豚がとても美味です。
最後はデザート

ここは、銀座の穴場かも?
雰囲気はいいし、美味しいし、案外空いているし
満足!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017 水仙

2017年02月18日 | 日日録
今朝起きて来たら、庭に水仙が咲いていました。

もうすぐ春です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ティツィアーノ

2017年02月18日 | 書画記
金曜日は8時まで美術館が開いています。
今日は東京都美術館の「ティツィアーノ展」に寄り道です。




夜の美術館は人影もまばらで快適です。
ティツィアーノは3点しか展示されていませんが、いずれも別品です。
周囲に並ぶ時代背景的な作品たちとは全く異なる美の世界を提示しています。
見に来てよかった!
新しい試みでしょうか?
展示の最後に記念撮影コーナーなどが設えられています。

さらに
カタログを買うとポスターもくれます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猫の日

2017年02月15日 | 日日録
会社帰りの日暮里駅で和菓子を買おうと伊勢屋に立ち寄ったら、
2月22日は猫の日ということで「猫上用まんじゅう」が売られていました。
もちろん買ってしまいました。

なんで、2月22日が「猫の日」なのかと思ったら、
ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)でした。
ペットフード工業会が昭和62年に制定したそうです。
これならもしや、1月11日は「犬の日」かと思い調べてみたら
まさにワン(1)ワン(1)ワン(1)で
ペットフード工業会が昭和62年に制定済みでした。
今日も日本は平和です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菖蒲に白鷺

2017年02月13日 | 書画記
歌川広重の短冊集から

「菖蒲に白鷺」です。

たくさんある画題の中でこれが一番気に入りました。
よく見ると白鷺の羽が「空摺」になっています。
凄技(すごわざ)です。
画面の左上に
白鷺下田千點雪
黄鶯上樹一枝花
とあります。
現代語にすると
白鷺が田に下りると点々とした雪のようだ
黄鶯が樹に上ると一枝に花が咲いたようだ
となります。
広重ブルーのグラデーションがとても美しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017 如月の稽古

2017年02月12日 | 茶湯記
先生のお宅の事情でお稽古がなかったので、2ヶ月ぶりのお稽古です。
今日は長板のしつらえでした。

掛軸は「山是山 水是水」です。

香合は貝です。

点前が身に付いていないので、ブランクがあると忘れてしまます。
予習はしたのですが追いつきませんでした。
6月に先生の茶会が予定されているので
これに備えて稽古します。
私もお点前をする予定です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

織部

2017年02月11日 | 茶湯記
織部を入手しました。





加藤春二の作です。
調べて見ると、愛知県無形文化財保持者で、
加藤藤九郎、加藤作助と三人展を開催したりしている方のようです。
この織部をもって 私の茶碗熱も満ちました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日出屋後家

2017年02月10日 | 書画記
実はもう一枚入手してしまいました。
「日出屋後家」です。

どうして題がわかるのかというと、版画の左上に絵文字があるからです。
よく見ると、日出の絵の下に碁盤と髪の毛が描かれています。
これで、「日出や碁毛」すなわち「日出屋後家」です。
今度は、眉毛がなくて切れ長で鼻の高い夫人です。
こちらも風呂上がりの姿で、
ほつれた髪がそこはかとない色香を放っています。
風呂上がりの美人に魅せられてしまいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする