現代語訳 竹取物語 伊勢物語 田辺聖子訳 岩波書店刊
童話「かぐや姫」は読んだことがありましたが、「竹取物語」は
初めてでした。
「かぐや姫」がこんなに聞く耳持たない高飛車な女だったとは
・・・魅力的です。
「伊勢物語」は、二度目ですがあいかわらず面白いです。
少女
春日野の若紫のすり衣 しのぶのみだれかぎり知られず
貴女
月やあらぬ春やむかしの春ならぬ わが身ひとつはもとの身にして
熟女
百年に一年たらぬつくも髪 われを恋うらしおもかげに身ゆ
あらゆる女性を愛し尽くして・・・
ついにゆく道とはかねて聞きしかど きのう今日とは思はざりしを
大往生です。
童話「かぐや姫」は読んだことがありましたが、「竹取物語」は
初めてでした。
「かぐや姫」がこんなに聞く耳持たない高飛車な女だったとは
・・・魅力的です。
「伊勢物語」は、二度目ですがあいかわらず面白いです。
少女
春日野の若紫のすり衣 しのぶのみだれかぎり知られず
貴女
月やあらぬ春やむかしの春ならぬ わが身ひとつはもとの身にして
熟女
百年に一年たらぬつくも髪 われを恋うらしおもかげに身ゆ
あらゆる女性を愛し尽くして・・・
ついにゆく道とはかねて聞きしかど きのう今日とは思はざりしを
大往生です。
気になって発地市庭の工事現場に行ってみました。
駐車場部分から建物部分に工事が移っているようです。
道路に面して完成予定図が掲げられています。
設計は、宮本忠長建築設計事務所です。
「小布施のまちづくり」で名を馳せた事務所です。
中軽井沢駅の「くつかけテラス」もここの設計だったようです。
軽井沢は「小布施」を目指すのでしょうか?
私は反対です。むしろもっと極端な現代建築を持ってくるべきでしょう。
もともと不毛の荒野だった所に、荒野慣れしたイギリス人の宣教師が
やって来て「気候が素晴らしい。」と発見したのが今日の軽井沢を生んだわけですから
江戸時代の宿場町の町並みなどを懐かしがらずに、思い切り外タレ建築家などを起用すべきでしょう。
裏露地に入るとヴォーリズの建物が何気なく建っているというのが
軽井沢でしょう!
今話題のザッハ・ハディドにでも設計を頼んだ方が軽井沢らしいというものです。
駐車場部分から建物部分に工事が移っているようです。
道路に面して完成予定図が掲げられています。
設計は、宮本忠長建築設計事務所です。
「小布施のまちづくり」で名を馳せた事務所です。
中軽井沢駅の「くつかけテラス」もここの設計だったようです。
軽井沢は「小布施」を目指すのでしょうか?
私は反対です。むしろもっと極端な現代建築を持ってくるべきでしょう。
もともと不毛の荒野だった所に、荒野慣れしたイギリス人の宣教師が
やって来て「気候が素晴らしい。」と発見したのが今日の軽井沢を生んだわけですから
江戸時代の宿場町の町並みなどを懐かしがらずに、思い切り外タレ建築家などを起用すべきでしょう。
裏露地に入るとヴォーリズの建物が何気なく建っているというのが
軽井沢でしょう!
今話題のザッハ・ハディドにでも設計を頼んだ方が軽井沢らしいというものです。
古今和歌集 佐伯梅友校注 岩波書店刊
春
見わたせば 柳桜をこきまぜて 宮こぞ春の錦なりける
春霞たなびく山のさくら花 うつろはむとや 色かはり行く
さくら花ちりぬる風のなごりには 水なきそらに浪ぞたちける
春霞色のちぐさに見えつるは たなびく山の花のかげかも
吉野河岸の山吹 ふく風に そこの影さへうつろいにけり
夏
蓮葉の にごりにしまぬ心もて なにかわ露をたまとあざむく
秋
河風のすずしくもあるか うちよする浪とともにや秋はたつらん
月みればちぢにものこそかなしけれ わが身ひとつの秋にはあらねど
ひぐらしの鳴く山ざとの夕ぐれは 風よりほかにとふ人もなし
秋の野におく白露はたまなれや つらぬきかくるくもの糸すぢ
女郎花 秋の野風にうちなびき 心ひとつをたれによすらん
秋風の吹きにし日より 音羽山 みねのこづえも色づきにけり
秋風にあへずちりぬるもみぢばの ゆくへさだめぬ我ぞかなしき
風ふけば落つるもみぢば 水きよみ ちらぬ影さえ底に見えつつ
冬
み吉野の山の白雪つもるらし ふるさとさむくなりまさるなり
お気に入りを抽出しました。これで定家様に挑戦します!
春
見わたせば 柳桜をこきまぜて 宮こぞ春の錦なりける
春霞たなびく山のさくら花 うつろはむとや 色かはり行く
さくら花ちりぬる風のなごりには 水なきそらに浪ぞたちける
春霞色のちぐさに見えつるは たなびく山の花のかげかも
吉野河岸の山吹 ふく風に そこの影さへうつろいにけり
夏
蓮葉の にごりにしまぬ心もて なにかわ露をたまとあざむく
秋
河風のすずしくもあるか うちよする浪とともにや秋はたつらん
月みればちぢにものこそかなしけれ わが身ひとつの秋にはあらねど
ひぐらしの鳴く山ざとの夕ぐれは 風よりほかにとふ人もなし
秋の野におく白露はたまなれや つらぬきかくるくもの糸すぢ
女郎花 秋の野風にうちなびき 心ひとつをたれによすらん
秋風の吹きにし日より 音羽山 みねのこづえも色づきにけり
秋風にあへずちりぬるもみぢばの ゆくへさだめぬ我ぞかなしき
風ふけば落つるもみぢば 水きよみ ちらぬ影さえ底に見えつつ
冬
み吉野の山の白雪つもるらし ふるさとさむくなりまさるなり
お気に入りを抽出しました。これで定家様に挑戦します!