木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

法華経の七つの譬喩 読す

2013年07月31日 | 読後記
法華経の七つの譬喩         菅野博史著    第三文明社刊

法華経の二大中心思想は、全ての衆生を平等に成仏させる「一仏乗思想」と「久遠の釈尊の思想」ですが、
その理解を助けるため七つの譬喩が説かれています。

三車火宅の譬喩   長者窮子の譬喩   三草二木の譬喩
化城宝処の譬喩   衣裏繋珠の譬喩   け中明珠の譬喩
良医病子の譬喩

中でも「三車火宅の譬喩」が最も有名な譬喩で、私達人間の住む世界は燃え盛る家であり、
私達がこの危機に全く無自覚であるということが、
長者の子供達が遊びに夢中になっている姿に象徴されています。
この無自覚な子供達を「方便」を用いて救い出す仏の慈悲の大きさに感銘を受けました。
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湯川 散策す

2013年07月30日 | 日日録
ツルヤに買い物に行ったついでに、脇を流れる湯川を散策しました。
渓流沿いは薄暗い森になっていて、とてもツルヤの脇とは思えない雰囲気です。

道端に正体不明の植物が生えています。
ユリのようですが葉が違います。

後で調べてみたらユリの一種でした。
名を「オオウバユリ(大姥百合)」といいます。
茎が伸びて花が咲く頃には葉が枯れてしまうので、「乳母」の様だと命名されたそうです。
しばらく行くと、オオウバユリの大群落に出会いました。

湯川渓流もかなりの自然状態です。
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泥川 散策す

2013年07月29日 | 日日録
泥川沿いを散策しました。

この川は、塩沢村の蛍めぐりの会場にもなっていますから、周辺は自然状態です。
ジャノメチョウに出会いました。

よくいる地味な蝶です。
ハグロトンボにも出会いました。

川畔によくいるトンボです。
よくいる虫によく出会うという自然状態が軽井沢にはあります。
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軽井沢植物園 見学す

2013年07月25日 | 日日録
軽井沢植物園に行ってみました。
案外大きな植物園で約6000坪の敷地に1600種の樹木や草花が植えられています。
入園料は100円です。

見学者もほとんどなく園路は閑散としています。

一見しただけでは、どれが展示植物でどれが雑草なのか
全く区別できない自然状態の植物園です。
こんな無造作な植物園なのに皇室と縁が深いらしく様々な碑が立っています。
これは昭和57年に皇太子殿下が訪問された時の碑です。

「アサマキスゲ」が下賜されています。
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空海 塔のコスモロジー 読す

2013年07月24日 | 読後記
空海 塔のコスモロジー       武澤秀一著    春秋社刊

インドの仏塔は土や煉瓦を饅頭の形に盛ったもので宇宙卵を象徴したものでした。
仏教が中国に伝わった過程で煉瓦造、石造、木造の「塔」に変形し、それが日本に伝わりました。 
この「塔」が日本の柱信仰と融合し、堀立の心柱を持つ五重塔が誕生しました。
飛鳥寺や法隆寺の五重塔がまさにそれで、御神体の心柱の底の心礎には舎利が安置されています。
当初は「塔」伽藍の中心でしたが、仏造を安置する「金堂」に伽藍の中心の地位を奪われ、
伽藍の周辺に追いやられてしまいました。

ここで空海による「塔」の復権が起こります。
空海は心柱を「大日如来」に見立てることで、「塔」を曼荼羅宇宙を体現する場へと変身させました。
これが東寺の五重塔です。
空海はさらに高野山においてインドの塔である半球体と五重塔の融合した「大塔」を創造しました。
これこそが密教の根本を象徴する究極の建築です。

石山寺の多宝塔を必ず見に行くと決めました。
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黒揚羽 飛来す

2013年07月23日 | 日日録
ヘメロカリスに黒揚羽が飛来して蜜を吸っています。

もっと優雅に蜜を吸うのかと思っていたら、大胆に頭を突っ込んで吸っています。

今年はヘメロカリスも花盛りです。

この花は、一日を意味する「ヘメロ」と美を意味する「カロス」の2語でできています。
朝花開いて夕方には萎んでしまう一日花です。英語ではデイリリーと呼ばれています。
蕾にアブラムシが着きやすいのですが、今年は早めに殺虫剤を散布したので
花盛りとなりました。

ユウスゲも咲いています。

こちらは、夕方花開いて次の日の朝には萎んでしまいます。


ユリ科ワスレグサ属の花達です。
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ララ・ファビアン 入手す

2013年07月21日 | 日日録
ついに「ララ・ファビアン(輸入版)」を入手しました。

中身は、こんな感じです。

堪能しました。
欧州では絶大な人気なのに 日本で余り人気がないとは不思議です。

ララ・ファビアンは、セリーヌ・ディオンと声が似ていると言われているようですが、
私は、石川さゆり を連想してしまいます。
ふたりとも「人間の妄執」を歌い上げられる歌手です。
ララ・ファビアンなら、Caruso  と Je t’aime と Je suis malade で、
石川さゆりなら、津軽海峡冬景色 と 天城越え と 能登半島 といった具合でしょう。
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タイカレー 買う

2013年07月20日 | 日日録
ツルヤの店内を物色していたら、
イナバ食品のタイカレーが積んであったのでつい買ってしまいました。
これがツナとタイカレー、チキンとタイカレーです。



この缶は100円ローソンで扱っていて、100円缶詰界の絶品との噂です。



食べてみました。案外美味しかった。
チキンとタイカレー イエロー の方が私の好みでした。

「いなばのタイカレー缶レシピ」という本まで出ているようです。
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巨大キノコ 出現す

2013年07月20日 | 日日録
家の裏のシャラの木の根元に巨大なキノコが出現しました。



いつの間にこんなに大きくなったのか



インターネットで調べても何という名のキノコかさっぱり分かりません。
見かけから判断すると毒はなさそうですが、
宇宙生物かもしれないので近づかないようにしています。
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続・軽井沢アイスパーク 見物す

2013年07月18日 | 日日録
軽井沢アイスパークのの2階の「ふれあいホール」の一角に
展示スペースがあり『カーリング・ミュージアム」と名付けられています。



中にカーリングの歴史や長野オリンピックの様子が展示されていました。
カーリングに使用する古い古いストーンが展示されていました。



今のストーンとだいぶ違うただの石ころです。
カーリングは15世紀にスコットランドで発祥したそうですが、その頃はこんな石で遊んでいたのでしょう。
現在では形は整っていますが、やはり花崗岩が使用されているようです。



しかも国際大会では、やはりスコットランドのアルサクレッグ島の花崗岩が使われているそうです。
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