木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

上野焼

2019年01月27日 | 茶湯記
上野焼(あがの焼)の茶碗です。

青柳翠峰(あおやぎすいほう)の作です。
典型的な上野焼の姿です。
最近、収集欲に負けて
遠州七窯の茶碗を一つづつ集め始めてしまいました。
赤膚焼、膳所焼、志戸呂焼と入手し、今回が上野焼・・・
残るは、朝日焼、高取焼、古曽部焼ですが、
古曽部焼は窯が途絶えているので・・・
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浮島

2019年01月20日 | 茶湯記
今月の和菓子教室は、「浮島」と「桃山」でした。

右が「浮島」、左が「桃山」です。
「桃山」は、梅と松をかたどっているのですが、
五弁の梅が六弁になってしまいましたし、松は歪んでしまいました。
食べてみると、中のゆずあんがとても美味しいです。
ゆずの皮を混ぜただけで、こんなに美味しくなるんですね!
「浮島」を切ってみると

美しいです。
食べてみると、優しい食感、優しい甘味で、これまた美味しいです。
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鶴宿千年翠

2019年01月14日 | 茶湯記
今日は初釜で、社中全員が集まりました。
掛物は「鶴宿千年翠」でした。

鶴は長寿の象徴です。
真冬に到来した白鶴が雪の中でも青々と茂る老松に宿る
という誠にめでたい風情です。
この風情は、
「鶴舞千年松」 鶴は舞う千年の松 つるはまうせんねんのまつ
とも
「白鶴宿老松」 白鶴老松に宿る はっかくろうしょうにやどる
とも言います。
お点前は、大棚の総飾りで濃茶と薄茶をお稽古しました。

皆が集まったので、前座として
私が、「東北」クセを舞わせていただきました。
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光と影で見る近代建築

2019年01月12日 | 読後記
光と影で見る近代建築     近藤存志著    KADOKAWA刊

建築様式の知識がなければ建築物を鑑賞できないという先入観が、
建築物を芸術鑑賞の対象として楽しむことを難しくしているという観点から
建築を単なる立体造形物として光と影のコントラストだけで楽しもうという提案です。
これは、
絵画を色だけで楽しみましょうと言っているのと同じで
ほとんど意味のないことだと思われました。
さらに
建築芸術の真髄とは「まともな人間」の生活のための「実用性」
「個人または社会の幸福を助長する実用性」
「人類の善のためになる実用性」
からのみ引き出される美の観念を
可視的「二次性質」である<光と影>の効果を適切に提示することによって
立体的に、そして空間的に造形化することなのです。
と結論しています。
果たしてこの論の果てに何があるのでしょう?

芸術はすべからく心の交流だと思うのですが・・・
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おかえりブルゴーニュへ

2019年01月06日 | 日日録
新年あけましておめでとうございます。

今年の初映画は、「おかえりブルゴーニュへ」です。

フランスのブルゴーニュが舞台で、
父の死をきっかけに10年ぶりに再会する兄妹弟が
ワイナリーを守る決心をするまでの出来事が綴られています。
そういえば、
「ブルゴーニュで会いましょう」というフランス映画もありました。
この映画も農家の後継問題を扱っていました。
農家の後継問題は、フランスでも日本でも同じですね。
フランスなのでブドウ農家ですが、日本なら米農家になります。
同じ農家なのにフランスの方が美しく見えてしまうのは何故なんでしょうか?
チコちゃんに教えてもらいたいです。
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