木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

古田織部 読す

2016年03月31日 | 読後記
古田織部 美の革命を起こした武家茶人    諏訪勝則著   中央公論新社刊

古田織部の茶道ではなく人生が語られています。
「利休居士伝書」に
数寄というのは、違ってするが易のかかりなり。これ故に古織は能し、
細川三斎は少しもちがわで、結句それほどに名を得取り給わずという。
「数寄というのは、人と違ったことを創造するものである。」と言う意味では、
利休亡き後、織部だけが茶道の第一人者に上り詰め得たということも納得できます。
薮内家の燕庵に代表される三畳台目に一畳の相伴席を接続させた茶席を「織部格」と
称していたといいますから是も織部独自の茶席だったのですね。
織部は、内通の嫌疑で切腹させられた後、紫野大徳寺玉林庵に葬られたそうです。
一度墓参りに行きたいと思いますが、葬られたのが今の玉林院なのか不明です。
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山是山 水是水 2

2016年03月28日 | 茶湯記
3月2回目のお稽古です。
今回は、旅箪笥のお点前です。

このお手前は、北条攻めの小田原の陣で千利休が創案したそうです。

地板に水指、中棚に棗、上棚に柄杓掛けです。

この棚で、濃茶と薄茶を続けてできるので、
今年の夏は木偶房のテラスでお点前しよう!
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月釜 2席

2016年03月27日 | 茶湯記
月釜に参加してきました。
薄茶2席と点心です。
一席目「無事是吉祥」です。



二席目「弄花香満衣」です。



私は、和服での初参加です。
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出石焼 花入

2016年03月26日 | 茶湯記
出石焼(いずしやき)の白雪磁鶴首花入を入手しました。

白磁は光沢がありますが、
この白雪磁はマット調のきめ細かな白磁です。

永澤永信の作でとても気に入りました。
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発地市庭 完成す

2016年03月25日 | 日日録
発地市庭の状況を確認してきました。
ほとんど完成です。

「軽井沢たより」や「軽井沢ニュース」の記事によると
運営者は「くつかけテラス」と同じ(株)フードサービスシンワに決定したようです。

4月26日プレオープン 6月25日グランドーオープンのようです。
5月の連休には開店しているので、必ず来よう!

波打った屋根が奥まで続いています。
駐車場も広いし結構巨大な施設で期待が高まりますが、
発地の裏道が混んで身動きできなくなってはこまりものです。
勝手ながら適度な繁盛を望みたいですね。
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トンボの湯 朝湯す(3月)

2016年03月23日 | 日日録
軽井沢にきたらトンボの湯です。
連休中でも朝行けば比較的すいているので
当然のように朝湯です。

まだ春の兆しはありません。

当然のように18号線は渋滞です。

渋滞開始時刻や渋滞方向や裏道をマスターしたので
渋滞の影響を受けずに暮らす術を身につけてきました。
これからすいている方の道を悠々と帰ります。
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latte mix 発見す

2016年03月22日 | 日日録
久しぶりのツルヤで新製品を発見しました。
私が知らなかっただけなのだと思いますが・・・
希釈用ラテミックスです。

これとミルクを1:3で混ぜ合わせてチンすればあっという間にホットカフェラテです。
和ホットケーキも見つけました。

もちもち食感がとてもいいです。
抹茶みつも濃厚でいいです。
ツルヤは発見があって面白いね。
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薪舎 造る1

2016年03月21日 | 作事記
この三連休は久しぶりに木偶房です。
5ヶ月ぶりに水抜きを解きましたが今年は問題なしです。
ニ連の薪舎を構想していましたが現地で薪をみてみると、
置き場が少ないようなので、三連に変更します。
完成予想図はこんな感じです。

コンクリートブロックを買ってきて配置しました。


ひとまず位置と高さを決めます。


レベルを調整するだけで時間を使ってしまったので、今回はここまでです。
しばらくこのまま放置しておきます。
次回はブロックの下に少し砕石を敷いて基礎を固めます。
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モランディ展 鑑賞す

2016年03月18日 | 書画記
仕事を終えて東京駅に向かいます。
東京ステーションギャラリーで「ジョルジョ・モランディ展」を観るためです。
金曜日なので20時までやっています。

ジョルジョ・モランディを実見するのは初めてです。
静かな画面です。輪郭線が微妙に揺らいでいます。
気持ちが落ち着いてきます。
静物画だけかと思っていたら、風景画があります。
クリムトの風景画も好きですがこれもいいですね。
感動です。
東京駅も案外いいです。階段室の照明です。

ギャラリーの出口は北ホールの2階です。

また絵を描こう!描きたい気持ちが湧いてきました。
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源氏物語 玉鬘 初音 胡蝶 読す

2016年03月17日 | 読後記
玉鬘
夕顔の娘玉鬘が筑紫から源氏の元に辿り着きます。
仏の中では初瀬の観世音こそ、日本の内ではあらたかな霊験をお示しくださる。
と、初瀬にお詣りした御利益です。
初瀬とは、奈良の長谷寺で真言宗豊山派の総本山です。
父が亡くなった時に、お寺の奥さんに勧められて長谷寺にお詣りした記憶が蘇りました。
右近が
ふたもとの杉のたちどを尋ねずは ふる川のべに君を見ましや
と詠んだ杉が今も立っています。
また行ってみたくなりました。
初音
大ハーレム六条の院の正月風景です。
年月を松にひかれて経る人に けふ鶯の初音聞かせよ
明石の君は、実の娘と会うことができました。
胡蝶
源氏もいい年をして節操なしですが、そこが源氏たる由縁ですから仕方ないですね。
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