木偶房 日の出

晦日の朝、
昨日の嵐とはうって変わって晴れ渡った空に
朝日が昇ってきます。

朝日はちょうど木偶房のダイニングの窓の正面にあります。
設計通りです。

建物を真東から南に30°振って配置したためです。

日の出から日の入りまで冬の光を部屋いっぱいに蓄えることができます。
住宅は太陽に合わせて配置すべきです。

濃茶 目指す

茶入と出帛紗を揃えて、いよいよ来年は
濃茶を目指す準備が整いました。
お点前の予習のためアマゾンでテキストも入手しました。
表千家の男子用のテキストは、今は出版されていないこの本しかありません。
男子　炉の濃茶点前です。

男子　風炉の濃茶点前です。

今は風炉の季節ではありませんが
いづれ必要になるので一緒に入手しました。
まだ入門が許されている訳ではありませんが、準備万端です。

曽呂利 花入

曽呂利花入を入手しました。

唐銅で、金谷浄雲作のものです。
曽呂利という文字は、そのまま平仮名の字母なので
音だけの問題なのだろうと思い調べてみると
「ぞろり」とした姿なのでこの名が出たということらしいです。

曽呂利とは、文様がなく、細口で、耳がなく、首が細く
肩がなく、下部が膨らんだ花入れと定義されているようですが、
まさにその形です。
曽呂利花入は曽呂利盆の乗せるのが決まりらしいことを知りました。
え～～～っ！　
曽呂利盆も欲しくなってしまうじゃないですか。

黒楽

黒楽茶碗を入手しました。

「鉢開」の写しです。

とても「手取りがいい」茶碗です。
利休が、「この筒（高麗筒の花入）と、はちひらい（鉢開）の黒茶碗、
墨跡を持って山住まいしても、寂しいことはない」といったと伝えられています。
一時期、細川三斎が所持していて、今は消失してしまったようです。
長次郎七種にも名を連ねています。
ちなみに、黒楽の大黒、鉢開、東陽坊、赤楽の早船、検校、臨済、木守の七碗が
長次郎七種です。
出帛紗も入手しました。

青木間道です。
シンプルなストライプ柄が気に入りました。

鴎外荘 会食す

上野の鴎外荘で家族の誕生日祝いをしました。
ホームベージを見て勝手に想像して予約しましたが、
想像とは全く異なり、森鴎外の旧居宅はあるものの
木造家屋の一部を残しただけで、それとは似ても似つかぬ
温泉ホテルが寄生獣のように増殖し、ついに乗っ取ってしまった
というような雰囲気でした。
かろうじて門が残されています。

天然温泉が湧いているので、本来の楽しみ方は
温泉に入ってから食事を楽しむということなのでしょうが、
食事だけしようとしたのが間違いでした。
かろうじて、廊下に森鴎外の解説パネルが展示されています。

一応、懐石を食して帰ってきました。
帰り道で、奇妙な雲？に出会いました。

この雲、変です。

肩付茶入

濃茶の稽古ができるように茶入も入手しました。
肩付茶入　高取釉　中川竜次作　です。



仕覆は、菱取小紋です。

眺めてるだけでも楽しいね。

水指と建水

ついに、水指と建水を入手しました。
水指です。

建水です。

稽古場にセッティングしてみると

とてもいい感じです。
道具が少し揃ってきただけで嬉しい自分が不思議です。

東峰作とあったので調べてみると、福岡県の東峰村（旧小石原村）に辿りつきました。
この村には、ふたつの陶器の流れがあって、
ひとつが、日用雑器を焼く「小石原焼」で
もうひとつが、茶道具を焼く「高取焼」なのだそうです。
してみるとこれも一応、高取焼か？

ミニャール 発見す

ツルヤで新手のスパークリングジュースを発見しました。
ミニャールです。



原産国は、ベルギーです。
ベルギーだからちょっと濃いめかも？
飲まずに帰って来てしまったので、年末の楽しみにしよう。

木偶房美術館 展示替えす２

久しぶりに木偶房美術館の展示替えをしました。

向かって左は「矢作川畔」です。

向かって右は「碁石海岸」です。

夏の同窓会の思い出を含んだ絵です。

木偶房 雪の朝

今は大寒波の襲来で軽井沢は大雪状態ですが、
これは、今週の日曜日の朝のことです。
昨夜から粉雪が待っていましたが、朝起きると一面の雪景色です。



雪もこの程度ならいいですよね。