杜若

謡と仕舞のお稽古は、「敦盛」を終えて「杜若」になりました。
早速、謡本を入手しました。

本だけではわからないので、いつものようにCDも入手しました。

両方ないとお稽古は無理です。
自主練習ができません。
木偶菴に八つ橋の露地を作っている最中なので、
イメージがオーバーラップしてきますが、
伊勢物語の在原業平があまり世間に普及していないため
誰かに話してもあまりピンとこないようです。
名前は知っていても具体的な物語世界が共有できないためでしょう。
小学校の時から、
伊勢物語と平家物語と源氏物語と古今和歌集は教え続けないと
日本人なのに日本の美しい世界を共有することができなくなってしまいます。
残念なことです。
と言っても、
このことに気づいたのは私が還暦を過ぎてからでした。
すでに手遅れか・・・

茶筅

茶筅は、自宅練習用のものを一つ持って稽古しています。
が、かなり痛んでしまいこれでおもてなしは困難と判断し
茶筅を入手しました。

木偶菴を完成させたら友達を呼びたいので・・・

玻璃 平茶碗

玻璃＝硝子の平茶碗です。

氷柱の掛け花入と取り合わせます。

これに撫子（＝常夏）でも入れて・・・と
真夏の茶会を想定しています。
取り合わせを考え出すと・・・
また欲が尽きなくなるのでやめます。

茶会

お茶会当日です。
１０時から１５時までの予定なので、
朝から夫婦で着物を着付け、９時までに現地入りです。
生憎の雨模様にも関わらず、お点前係３名で３回転の盛況でした。
70名くらいの方がいらっしゃいました。
私も無事デビューすることができました。
なんでもやってみるもんです！
茶席は２席あります。
私どもの席は表千家です。
掛物は、

もう一席は裏千家です。
掛物は、

それぞれにコンセプトがあります。

茶会準備

明日茶会があるので、今日は皆で準備に集まりました。
床は

点前座は

私もお点前を担当します。
初めての経験となります。
年甲斐もなく緊張してしまうかもしれません。
生憎、明日の天気は曇りのち雨の予想ですが、
曇りで持ちこたえてくれることを願います。

茶筅直し

白の茶筅直しです。
何故か、茶筅直しといえば青磁色なのですが、
白の茶器を揃えているので
茶筅直しも白は欲しかったのです。

京焼で、井上春峰の作です。

紫陽花と鉄砲百合

東信濃の木偶房では未だ気配もありませんが、
麓の下総台地では紫陽花が咲き始めました。

標高の差が一ヶ月位の季節差になっているようです。
ということは、季節が二度楽しめるということかな？
鉄砲百合も咲いています。

純白の百合は誠に美しい。

八橋庵５ 土台仮止

束石の上に土台を立てました。

土地の一番低いところに立てるので湿気を嫌って高床式にしました。
今回は、仮止めするところまでやりました。
八つ橋の露地を渡って、高床式の八橋庵にたどり着く
というイメージが少しずつ現れて来ました。

いい感じになりそうです。

山法師と薔薇

ついに山法師が咲きました。

植えつけて５年、日当たりのあまり良くない場所だったせいか
全く花開かずの月日を過ごして来ましたが。
ついに花を咲かせました。
薔薇も咲き始めました。

隣の白雲木が大きくなってきたせいで、日当たりが悪くなり
枯れそうな状態にまでなったため、昨年移植した薔薇です。

菖蒲

八つ橋露地に菖蒲が咲き始めました。

これぞ八つ橋。
雰囲気が出て来ました。

来年に向けて白菖蒲と黄菖蒲も植え込みました。
来年はこの露地を使ってお茶会をやるぞ！