空海「即身成仏義(そくしんじょうぶつぎ)」
「声字実相義(しょうじじっそうぎ)」
「吽字義(うんじぎ)」 空海著
加藤精一編 角川学芸出版刊
「即身成仏義」
曼荼羅上の全ての存在は大日と同体です。大日如来と衆生も一体です。
ひとつの灯明に無数の穴があいたおおいをかぶせたように、
中の灯明の光が無数の光に見える様なもので、
無数の光の一点は中の灯明の光と同一のものです。
我即大日という大原則に衆生はただ気付いていないだけなのです。
大日と自分が一体であることを認知する事が即ち「即身成仏」です。
「声字実相義」
仏の教えは、言葉とか文字を用いて伝えるしか道がありません。
真実の言葉と真実の文字があってはじめて真実の教えを伝えることができるのです。
真言を桃のすることによって、我々は苦を離れて楽を得ることができるのです。
「吽字義」
「吽」の字は、大日如来をあらわす種字で、この世のものを全て含んでいます。
「即身成仏」というコンセプトは、コペルニクス的展開を思わせる革命的な思考ですね。
「声字実相義(しょうじじっそうぎ)」
「吽字義(うんじぎ)」 空海著
加藤精一編 角川学芸出版刊
「即身成仏義」
曼荼羅上の全ての存在は大日と同体です。大日如来と衆生も一体です。
ひとつの灯明に無数の穴があいたおおいをかぶせたように、
中の灯明の光が無数の光に見える様なもので、
無数の光の一点は中の灯明の光と同一のものです。
我即大日という大原則に衆生はただ気付いていないだけなのです。
大日と自分が一体であることを認知する事が即ち「即身成仏」です。
「声字実相義」
仏の教えは、言葉とか文字を用いて伝えるしか道がありません。
真実の言葉と真実の文字があってはじめて真実の教えを伝えることができるのです。
真言を桃のすることによって、我々は苦を離れて楽を得ることができるのです。
「吽字義」
「吽」の字は、大日如来をあらわす種字で、この世のものを全て含んでいます。
「即身成仏」というコンセプトは、コペルニクス的展開を思わせる革命的な思考ですね。