木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

畠山記念館 訪問す

2016年05月31日 | 茶湯記
前回、休館を知らずに行って門前で引き返す事態となったため
今回は開館を確認した上で行きました。

開いてました。
「光琳とその後継者たち」という展示です。

門から記念館の建物まで露地が続きます。

到着しました。

2階が展示室になっています。
展示点数は余りないのですが、
展示室の脇に茶室がしつらえてあり、掛け軸は畳に座って鑑賞するようになっています。
俵屋宗達の「蓮池水禽図」見ました。
「蓮池水禽図」は、実はふたつあって京都にあるのが国宝です。
和服を着た婦人がたくさんいるのは敷地内で茶会が行われているせいでしょうか?
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竹生島

2016年05月27日 | 舞謡記
今回から謡のお稽古は 竹生島 です。
先生が細かく解説しながら謡ってくれますが、
余り良く分からないまま口真似します。
今日理解できた事は、ふたつだけです。
1. 姿勢を正して謡わないと声が出ない。
確かに姿勢を良くしたらのどの通リが良くなって、
少し声が出た様な気がしました。
ずっと正座していたら、足が利かなくなってしまいました。
2. フラットに謡う。
普通の抑揚ではただの話し言葉になってしまうので謡にならない。
謡は構築された別の世界という話は納得です。
次回からの仕舞は、熊野 と決まりました。
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源氏物語 竹河 橋姫 椎本 総角 読す

2016年05月26日 | 読後記
竹河
玉鬘一家のその後の消息です。
匂宮 紅梅 竹河の3帖は、宇治十帖へのつなぎという位置づけです。
久しぶりに筆を取った紫式部の筆致も上がってきました。
橋姫
宇治に零落した八の宮と二人の姫の登場です。
しっかり系の姉「大君」とおっとり系の妹「中の君」です。
八の宮は薫の君を信頼し、自分の死後の姫達の事を託しますが、
薫のお目当ての大君はちっともまびきません。
椎本
八の宮が死にます。
薫は大君に、匂宮は中の君に心惹かれていきます。
総角
匂宮は中の君と結ばれますが、
薫は大君と結ばれぬまま、大君が死んでしまいます。
玉鬘や女三の宮の様な意志薄弱な女性が多い中、
大君は意志強固で実に好ましい女性だったのに残念です。
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餌畚(えふご)建水

2016年05月22日 | 茶湯記
唐銅(からかね)餌畚(えふご)建水です。

餌畚とは、鷹匠が持ち歩く餌袋のことで、これに似ているところから
そう呼ばれているようです。
上の縁が広くて平らなものを選びました。
柄杓が安定すると思ったからです。

建水の形は7種あるようです。
大脇差、差替(さしかえ)、棒の先(ぼうのさき)、槍の鞘(槍のさや)
箪瓢(たんぴょう)餌畚(えふご)、金盥(かなだらい)
茶席の脇役として変わった形が好まれているようです。
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仕舞形附

2016年05月21日 | 舞謡記
5月1回目(入学1回目)のお稽古に行きました。
謡は、「小袖蘇我」を終えて、次回から「竹生島」です。
仕舞は、「田村」クセです。
複数の先生が交替でお稽古を付けてくれます。
体験入学した時の先生は、
先生が前に立って皆で先生の動きを真似る形式だったのですが、
今回の先生は、「それでは舞ってみましょう!」という方で、
当然ながら舞えないのは私一人だという事が明らかとなってしまいました。
実は、皆さんそうとうの舞手です。
「仕舞のテキストを入手し、次回までに練習しなければならない。」という思いになり、
お昼休みに地下鉄で小川町の檜書店まで行ってテキストを入手してきました。
謡のテキストは、「田村」と「竹生島」です。

仕舞のテキストは、「仕舞入門形附」です。



仕舞って余り動かない印象がありましたが、結構動きが忙しいです。
謡は声で、仕舞は舞で、それぞれ相当の運動量です。
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薫風

2016年05月20日 | 茶湯記
5月1回目の稽古です。
掛け軸は、薫風でした。

今月から風炉です。

半年ぶりなので、点前を予習するのに難儀しました。
炉より風炉の方がシンプルで好きです。
軽井沢の木偶菴ができたら5月から10月がシーズンなので
もっぱら風炉になるでしょうね。
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砥部焼 茶碗

2016年05月19日 | 茶湯記
もう茶碗は買うまいと思っていたのですが
白磁の姿が美しいのでつい買ってしまいました。





松田哲山の作です。
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小袖蘇我 経正

2016年05月18日 | 舞謡記
いよいよ御稽古が始まるので、いつもながら形から入ります。
小袖蘇我
教室での謡のお稽古はこの曲です。
経正
当面の私の目標です。経正キリが舞えるようになりたいのです。



本だけでは分からないのでCDも入手しました。

先生の謡いを録音して家で復習するのだと聞いたので、
ICレコーダーも入手しました。

これで形は揃いました。
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西新井大師 詣でる

2016年05月17日 | 日日録
西新井大師に詣でました。
この寺は真言宗豊山派の関東の総本山です。
午後4時過ぎ頃だったので閑散としています。

門前の商店街です。

商店街に細い露地があります。中をのぞいてみると・・・

出世いなりです。

色々なテレビが取材に訪れているお店のようです。
いなり買ってしまいました。

何故そんなに話題になっているのか分からずじまいです。
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源氏物語 匂宮 紅梅 読す

2016年05月16日 | 読後記
源氏物語もいよいよ宇治十帖に突入します。
匂宮
匂宮は、今上と明石の中宮の間に産まれた三の宮です。
薫は、女三尼宮と柏木の衛門の督の不義密通の子です。
匂宮は、生まれつき不思議な芳香を持つ体質で匂うので匂(におう)宮で、
これに対応する為、名香を調合し衣服に薫きしめているので、薫(かおる)です。
成長してからは「匂う兵部卿、薫る中将」ともてはやされます。
いよいよ物語の始まりです。
紅梅
柏木の弟の大納言一家の姫君が登場してきますが、今だ何も起こらずです。

会社の帰りに、源氏物語巻八を買おうと本屋に立ち寄りましたが、
何と何と 巻八だけがありません。
私より先に買った人 誰! お陰で続きが読めません。
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