木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

少し木を植えました

2011年05月31日 | 園林記
建物は完成しましたが、
建物の廻りは土だらけでまだ殺風景な感じです。
少しずつ木を植えて、3年後には庭らしくしようと思っています。
門柱から玄関までの途中に「メグスリノキ」を植えました。
紅葉が美しいというので買ってきましたが変な名前なので調べてみたら、
本当に目薬になるようです。
樹皮を煎じて汁を目薬として使うと眼病に効くそうです。



門柱の脇に「シロヤマブキ」と「ヤマブキ」を1本づつ植えました。
道路沿いは、野趣のある感じにしようと思い
春は「ヤマブキ」、夏は「ヤマアジサイ」、秋は「ハギ」と
考えていました。



どんな木を植えようかと考えるのも結構楽しいものですね。



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雨ニモマケズを居間に掲げました

2011年05月30日 | 日日録
木偶庵は「デクノボーの家」で、出典は宮沢賢治の「雨ニモマケズ」です。
そこで、居間に賢治自筆の「雨ニモマケズ」を掲げました。

この額は、かつて岩手に旅した時、花巻の宮沢賢治記念館で入手したものです。



そこでは、デクノボー人形というのも売っていたのですが、
買わずに帰ってきてしまい、今は少し後悔しています。

「デクノボー」というのは、仏教で言う「大愚」に通じるもので、
案外、深い概念です。
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ストーブに火入れをしました

2011年05月29日 | 日日録
ストーブに火入れをしました。

ストーブ屋さんが来て、ストーブの使い方を説明してくれました。
ストーブの扉をあけると、中の耐火煉瓦の隙間に鳥の死骸が挟まっていました。
スズメやスズメバチがよく煙突に侵入してくるそうです。
危うく焼いてしまうところでした。

私が火入れをしました。



炎はいいですね。

「やきいももできますよ。」といわれ早速3本焼いてみましたが、
火加減や時間が分からないまま闇雲に行ったため
2本は炭化してしまい、かろうじて1本だけ食べられました。



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玄関室を考える

2011年05月06日 | 作事記
クリストファー・アレグザンダーの著した「パターン・ランゲージ」の130番に
「玄関室(Entrance Room)」というパターンがありました。
そこでは、「建物の入り口には、外部と内部の空間に跨がり、入り口であることを
明示する様な明るい部屋をつくること。」と称えられています。
それは、外側に対してはポーチ、内側に対してはホールとして機能します。
我が木偶庵の「玄関室」もこれに通ずるものがあります。



その効用を書き出してみると、
○ 玄関室の引き戸と内部のアルミドアで二重ロックとなるので防犯上の効果が期待できます。
○ 冬は北海道並みの寒冷地と化す軽井沢では、風除室として雪や寒さの侵入を防げます。
○ 自宅に帰る時に、テラスの屋外家具や自転車を収納して置けるので安心です。
○ 犬を飼っているので、夜になると犬の寝室として利用できます。(うちの犬は、昼はテラスで過ごします。)
○ イスとテーブルを置けば、リビングにはいれたくない訪問者への対応スペースとなります。
  (古民家の土間の様な働きが期待できます。)
○ 棚を設ければ物置として利用できます。
など、様々な効用が期待できる多用途空間となります。

その問題点は、唯一「靴脱ぎ」をどこで行うかです。
欧米では「靴脱ぎ」不要なので、この問題はまさに日本特有のものですが、
まだ結論は出せません。
これからの生活の中で最適解を見つけようと思います。




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浅間山遠望す

2011年05月05日 | 作事記
ゴールデンウィークに木偶庵を使い始めました。
朝、犬と散歩に出かけて家を振り返ったら
背景に浅間山を遠望できることを発見しました。
森から抜け出ると浅間山が良く見えることは知っていましたが、
家の背後に遠望できることは新発見です。




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