とぎれとぎれの物語

瀬本あきらのHP「風の言葉」をここで復活させました。小説・エッセイをとぎれとぎれに連載します。

あちこち「SYOWA」 282 君の名は/織井茂子

2018-01-16 17:47:00 | 日記
所謂アニメの「君の名は。」ではない。戦後ラジオで放送され、後に映画化された元の「君の名は」であります。私は当時ラジオで聴いていましたが、哀しく暗い感じのドラマだという記憶しかありません。しかし、映画の中の岸恵子は素晴らしく新鮮でとても好きになりました。それから、戦争の怖さ・哀しさもいやというほど心に焼き付けられました。


君の名は/織井茂子


『君の名は』(きみのなは)は、1952年 - 1954年に日本のNHKラジオで放送されたラジオドラマである。映画化、テレビドラマ化、舞台化もされた。

NHKラジオ連続放送劇

放送期間は、昭和27年(1952)4月10日-29年(1954)4月8日。毎週木曜8時半から9時までの30分放送。
番組の冒頭で「忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」という来宮良子のナレーションが流れる。当時のラジオドラマは生放送だったため、劇中のBGMは音楽の古関裕而がハモンドオルガンを毎回即興で演奏していた。


概要

脚本家・菊田一夫の代表作。1952年にラジオドラマで放送され、多大な人気を獲得した。ただし、最初の半年間は菊田が「人々の戦争体験を主題に」シリアスタッチで描いていたため、あまり人気はなかった。真知子と春樹との恋愛にドラマが集中し始め、初めて人気番組となった。「番組が始まる時間になると、銭湯の女湯から人が消える」といわれるほどであったという(ただし、この銭湯でのエピソードは、「アメリカでの事実を基に、松竹の宣伝部が作った虚構である」という説も根強い)。

ラジオドラマの人気を受けて松竹で映画化されると大ヒットを記録し、氏家真知子のストールの巻き方が「真知子巻き」と呼ばれて女性の間で流行した。これは、主演の岸惠子が北海道でロケの合間に現地の寒さをしのごうと、神奈川県横浜市中区の馬車道界隈の店で購入して持参していた私物のストールを肩から一周させ、耳や頭をくるんでいたことによるとされる。この姿はカメラが回っている時にも使われることになり、「真知子巻き」が誕生した。真知子と春樹が出会い、再会した数寄屋橋のシーンでしていたというのは間違いである。ただし、第一部の冒頭、佐渡に渡る船上でも真知子は「真知子巻き」に類したストールの巻き方をしている。

真知子と春樹が再会しそうになる(半年ごとの数寄屋橋での待ち合わせなど)が、不都合が起きてなかなか会うことができない。この「会えそうで会えない」という事態が何度も繰り返された。これは後の恋愛ドラマでもよく見られる描写(演出)であり、本作はこのパターンの典型にして古典となっている。

あらすじ

第二次大戦、東京大空襲の夜。焼夷弾が降り注ぐ中、たまたま一緒になった見知らぬ男女、氏家真知子と後宮春樹は助け合って戦火の中を逃げ惑ううちに、命からがら銀座の数寄屋橋までたどり着く。一夜が明けて、二人はここでようやくお互いの無事を確認する。

お互いに生きていたら、半年後の11月24日、それがだめならまた半年後に、この橋で会おうと約束し、お互いの名も知らぬまま別れた。やがて、2人は戦後の渦に巻き込まれ、お互いに数寄屋橋で相手を待つも再会が叶わず、1年半後の3度目にやっと会えた時は真知子は、既に明日嫁に行くという身であった。しかし、夫との生活に悩む真知子、そんな彼女を気にかける春樹、2人をめぐるさまざまな人々の間で、運命はさらなる展開を迎えていく。(Wikiより)


あちこち「SYOWA」 281 ウルトラマンシリーズ最終回 「愛と衝撃の告白/ウルトラセブン編」

2018-01-16 00:08:37 | 日記
ウルトラセブンはどこかしら哀調を帯びている。悲壮感と言ってもいい。これがたまらなく私は好きでした。唄もとてもいいメロデイで子どもたちの声も聞こえます。私の心の中の永遠のヒーローです。CGのない時代によくぞここまで作り上げた。今改めて見てそんな感慨が湧き上がってきます。


ウルトラマンシリーズ最終回 「愛と衝撃の告白/ウルトラセブン編」


『ウルトラセブン』は、円谷プロダクション・TBSが制作した特撮テレビ番組(カラー)、またはその劇中に登場するヒーローの名称である。1967年(昭和42年)10月1日から1968年(昭和43年)9月8日まで、TBS系で毎週日曜日19:00 - 19:30に全49話が放映された。

物語

人類が宇宙に進出し始めた近未来。

宇宙では遊星間侵略戦争が激化し、地球侵略を企む宇宙人が次々と地球に飛来。人類はこれに対し、国際組織「地球防衛軍」を結成して宇宙からの侵略者と戦い始めた。日本にも地球防衛軍の極東基地が建設され、富士山麓の広大な地下基地で300名の隊員が日夜、宇宙からの侵略に目を光らせていた。極東基地には、各部署から選抜された精鋭隊員による特殊部隊「ウルトラ警備隊」が置かれ、地球防衛の最前線に立っていた。

ある日、クール星人による人間蒸発事件とそれに続く京浜工業地帯爆撃事件に際し、モロボシ・ダンと名乗る風来坊の青年がウルトラ警備隊に協力してきた。事件解決の功績を認められ、ダンはウルトラ警備隊に入隊。
ダンこそ、M78星雲から地球観測に来た恒点観測員340号の仮の姿である。侵略の危機にさらされた地球を守るため、彼は地球に留まったのだ。

ダンはウルトラ警備隊でも対処できない危機には、ウルトラアイを装着して本来の宇宙人の姿に変身する。そして、その超能力を駆使して侵略者や、その刺客である宇宙怪獣と死闘を繰り広げる。ダンの正体を知らないウルトラ警備隊は、自分達6人に協力する真紅の宇宙人をウルトラ警備隊7人目の隊員という意味を込めて「ウルトラセブン」と命名した。

主題歌・挿入歌

すべて作詞:東京一 / 作曲・編曲:冬木透。
「ウルトラセブンの歌」
歌:みすず児童合唱団、ジ・エコーズ

印象的な重厚な和音と。それに続くコーラスで始まることで有名で、ホルンによる「合いの手」が入ることも極めて特徴的である(このような特徴は当時の同種の作品には見られない)。円谷一からは、子供たちの聞く音楽であることを意識し、音楽性が育つような和声感覚を重視した曲作りが要望されていた。この曲は、クラシック音楽の世界で「英雄の調」といわれる変ホ長調で書かれている。冒頭部分の「セブン」を連呼する歌詞は、円谷(東京一)の書いた歌詞が短かったため、冬木が付け足したものである。
主題歌を歌っている男性コーラスグループ「ジ・エコーズ」は、尾崎紀世彦がメンバーを務めていた「ザ・ワンダース」の変名である(冒頭の「セブン〜」の男声コーラスの3番目が尾崎)。

最初に録音されたバージョンは、『ウルトラマン コンプリート・ソング・コレクション1』(1996年、日本コロムビア)に収録された際に「ウルトラセブンの歌 Version 2」というタイトルが付けられており、2番と3番の歌詞が一部逆になっているほか、みすず児童合唱団のコーラスが中間部にも入るという違いがある。Version 2は主題歌としてはNGになったが、1996年以前に発売されたレコードやCDでは、こちらが「ウルトラセブンの歌」のタイトルで収録されている場合もある。また、一部のエピソードや、『帰ってきたウルトラマン』から『ウルトラマンタロウ』でセブンの登場シーンに挿入歌として使用されたほか、カラオケもBGMとして使用されている。平成ウルトラセブンでは、『ウルトラセブン誕生30周年記念3部作』まではVersion 1がオープニングに、Version 2がエンディングに使用された。

『ウルトラセブン1999最終章6部作』とその続編『ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作』では、ささきいさおによる「ウルトラセブンの歌99」(『EVOLUTION』ではリミックス版)が使用された。(Wikiより)