今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

最後の本読み

2015年03月26日 | 「図書ボランティア」のひきだし
毎年言っている気がしますが、1年間はあっという間に過ぎて、
3学期最後の本読みは3年生でした。



ブクログより


動物園が閉まって、誰もいなくなったとたん、運動服に着替えて、ストレッチから筋トレまでこなして、お風呂や食事もちゃんと済まし、日記をつけ星の観測をして、明日のナマケモノのポーズのシュミレーションまでする。こんなナマケモノがいたらびっくりするけど、閉園後のナマケモノの実態は誰にもわからない・・・ふふふ。

しかし「なまけもの」って、なんだかかわいそうな名前。見たまんま?
もう少し他になかったのか・・・


始めにゆるーいお話で、ちょっと和んでもらって、2冊目はシリアス、しんみりと。


ブクログより


明治時代に創立されて長らく続いてきた小学校が、統合という市の選択によって閉校になってしまいました。

お父さん、おじいちゃん、そのお父さんが通った小学校。思い出のいっぱい詰まった小学校。
その思い出をせめて絵本にして残していきたい、という思いで生まれたのがこの本です。

桜の咲く校庭や、窓から鳥海山が見える教室や、みんなで飼っていた金魚やにわとり、実際の写真のページに子どもたちが描いたイラストの生徒たちが躍動しています。
秋田県の小種小学校のお話です。

3月は、進級や卒業で仲良しのお友達と離ればなれになってしまう、ちょっと切ない季節。
卒業しても、巣立った学校はいつでもそこにありいつでも思い出に浸ったり、立ち寄ったりできるものですが、それが無くなってしまうと言うことは寂しいものですね。よりどころがなくなるというと少し大げさですが。
年々子どもが少なくなって、仕方ないことなんでしょうが、大人の判断は判断として、その場に立たされた子どもたちの心境を思うとやるせない気がします。



平成27年3月10日(火) 3年2組

きちょうめんななまけもの / ねじめ正一
さよならしょうがっこう  / 中川ひろたか・小種小学校のみんな






この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大展望の南沢山 | トップ | 賤ヶ岳から山本山 »
最新の画像もっと見る

「図書ボランティア」のひきだし」カテゴリの最新記事