今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

しあわせの石のスープ

2017年11月20日 | 「図書ボランティア」のひきだし
図書ボランティア、しばらくぶりですがちゃんと行っております。
9月は運動会など行事があり、回数が少なかったので2学期は10月からでした。

10月に読んだのは

ブクログより


旅のお坊さんたちが一つの村に差し掛かりました。

その村人たちは、災害や戦争などで疲れ果て、お互いを思いやる余裕もありません。
ましてや旅人など、と皆戸口を閉ざしてしまいます。

そこでお坊さんたちは、石のスープを作って固く閉ざされた人々の心を開き、本当の幸せとは何かということを人々に知らしめるのです。

村の片隅で、火をおこし鍋をかけ人々の関心を集め、後は言葉巧みに(と言っても詐欺の類ではありません)スープの材料を集め、おいしいスープが出来上がるころには、村人全員が集まりスープを囲んでの大パーティーが始まるのです。

本当の幸せとは・・・しみじみと心に沁みるお話しです。


固く閉ざされた人の心を開くことは容易ではありません。
面と向かって一生懸命になればなるほど逆効果になるのは目に見えています。
一見、関心のないふりを装い実は人々の関心を引き付ける、という実に巧みなやり方で人々の心を完全につかんでしまって、
人々の心は知らず知らずに開かれている。

物事は急がず、時間をかけてゆっくりゆっくり行えばひとりでに解決するんだよ。ということかなぁ。



平成29年10月    6年1組

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