今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

冬季、霊仙山 西南尾根を歩く。

2017年02月21日 | 「山」のひきだし
天気予報の晴天に誘われて、思わず行きます! と言ったのですが。
西南尾根って、きついよ、そして長いよ~  本当に歩けるかなぁ、ちょっと弱気な私でした。


廃村でも落合までは除雪車が通るようです。家がある限り緊急に備えて除雪するそうです。
しかし道は狭いです。軽自動車がやっとという感じ。対向車が来たら泣く。


本日は先行者のご夫婦だけ。
全くトレースがない模様。はじめからわかんを付けて歩きます。


予報通り上天気。ご夫婦とラッセル交代しながら。


笹峠に向かいます。


笹峠付近、後ろが西南尾根。


モンスター。


雪の少ない端っこを歩きますが、それでも深い。ヒールアップのついたスノーシューの人に先に行ってもらってゆっくり行きますが、
2歩進んではふ~、休憩ばかり。どうやらシャリバテだったみたい。


風紋、ということはここは風が強いんですね。
でも今日は本当に穏やか。


とか言って写真など撮っていたら、差が開くばかり。
相変わらず2・3歩進んではふ~ まるでエベレストに登っているかのよう(エベレストのしんどさを知りませんが)


近江展望台あたり。


藤原、御池方面。



このあたりでランチ、まだちょっとお昼には早いけどみんなお腹がすいていたみたい。やれやれ・・・
風もなく本当にいいお天気、お腹はすいていたけれどまず日焼け止めを塗りなおしました。


反対側に琵琶湖も見えます。お天気はいいのですがちょっとかすんでいます。


自然のオブジェ。


巨大なエビのしっぽ。



最高点の標識、樹氷まみれ。なんか伊吹山が低く見えます。


これも裏は樹氷が付いてます。


さあ、下りは楽しく好きなところを歩こう。

つづら折れの道もショートカット、ショートカットで早い早い。

あっという間に5合目。


そして汗ふき峠。
ここからは踏み後があり、たどって歩きました。


珍しい足跡を発見。亀の甲みたい、何だろう何だろうと歩いていくと


途中で追いつきました。
お手製のわかんだそうです。何と器用な、ほとんど沈まないと思われます。

落合に降りてくると立派な堰堤ができていて、まだ何やら工事中のようでした。
脇にはトイレも設置されており、ご親切にご自由にお使いくださいと書いてありました、が雪に埋もれてドアが開きませんでした。


弱気に出かけた西南尾根でしたが、雪の状態で最悪ピストン、というところ予定通り周回できました。
雪もたっぷりお天気にも恵まれ最高の1日でした。

ありがとうございました!


平成29年2月16日(木)
霊仙山

今畑登山口(8:20)~近江展望台(11:40)~最高点(13:13)~汗ふき峠(14:33)~落合登山口下山(15:20)


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