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モーニング娘。 2008春ツアー宇都宮公演(昼)レポート ~9人で紡ぐステージ~

2008-04-30 00:01:48 | ライブ!2008
 4/27に宇都宮市民文化会館にて行われたモーニング娘。のコンサートに行ってまいりました。

 日曜日の記事に書いたように、東武電車でノンビリ行ったら開場時間になってしまいちょっと焦る。しかし、南宇都宮駅で降りた20人くらいの乗客の半数以上がヲタだったので一安心。遠征はヲタを見かけると何故かホッとしてしまう訳ですが、これは慣れない会場に向かう不安がそうさせているのかもしれない。都内の会場では、そんな気持ちにならないから間違いない。

 二年前にこの会場で娘。を観た時と同様に、会場前は濃いヲタに混ざり女の子の姿もチラホラ。ファミリー客もチラホラ。東京厚生年金会館ではファミリー客がほとんどいないだけに、そういった光景が新鮮だったりする。
 グッズ売場でトレーディングピンナップを一枚だけ買ってみた。売場も少し平和な空気が流れ、売り子さんの対応にも心なしか余裕が感じられた。笑顔と愛想は東京厚生年金会館とかの公演の売場より良い。ちなみに、トレピンの結果は久住小春。可愛い写真だったので満足。

 二年前の記事
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/5f5c5d6a00b620feb3f4993e1ec76666

 一階の真ん中よりやや後ろの列で左側、というポジションが今日の席。八王子では一階の後ろだったので、ステージ上の細かい部分がよくわからなかったけど、今回は楽しめそう。まだ灯りがついているうちから、多くの観客が立ち始めて大歓声の中スタート。

 八王子では光井愛佳欠場で8人だった娘。も、今日は全員元気な姿で登場。快調に序盤を飛ばす。新曲リゾナントブルーも、すっかり浸透してノリ方が出来上がりつつあるけれど、ライブだとちょっとノリにくい曲に感じる。ここはひとつ「フリコピ」をした方が良さげかも。そんなだからか、会場も踊っている人が半数。

 日替わり企画「亀井絵里の今日はなんの日」は、「カッコイイ職業」というヒントに食いついたれいなが「月に代わっておしおきよ」をポーズ付きで披露。客席からの「もう一回」コールでもう一回。お茶目でキマっていたけど、こういうのが映像に残らないのは残念に思う。それがライブの醍醐味でもあるけれど。
 ちなみに答えは「婦人警官の日」でした。

 八王子では光井欠場でわからなかった部分として、光井が大阪恋の歌のイントロ台詞を担当していて、「さすが滋賀県出身、オリジナルverの吉澤さんより上手い!」とか妙な事に感心したり、ひょっこりひょうたん島は光井が入る事によってやっと完成形である事に気づいたりと、9人娘。を堪能。やっぱりグループ物は全員居てこそだと私は思いました。どのメンバーが良い!どのメンバーはいらない!とかは、自分には論じられない。ヲタ論争イラネ。
 実は、ひょっこりはこの日一番印象に残った曲。間奏台詞部分での小春がコミカル過ぎて楽し過ぎ。ヘンな事をさせたら一級品だこの子。しかも、ヘンだけではなく可愛いというのもミラクル。
 この曲では、ジュンジュンとリンリンも楽しそう。シリアスなダンスを踊っている二人より、コミカルな曲の方が似合っている気がした。

 ソロコーナーでは、愛ちゃんのDo it Now!での歌いっぷりに感心したり、ガキさんが心底楽しそうに真夏の光線を歌っている姿に「この曲は今後、ガキさんのもの」と思えてきたり、さゆのふるさとがこの日はちょっと不安定でハラハラしたりと、聴き慣れた曲なのに新鮮さを感じたステージになった。特にガキさんは、とても輝いていた。いつもは縁の下の力持ち的存在だけど、この曲では素敵なヒロインになっている。笑顔が最高に輝いているのだ。大げさでなく、真夏の光線とひょっこりひょうたん島のために、今ツアーのDVDを買おうと思っている。

 日替わりコーナー「シングルにまつわる思い出」は、「愛あらば IT'S ALL RIGHT」。この日の発言者は小春にえりりん。小春は加入時にこの曲でレッスンをした時の思い出、亀井さんは「安倍さんに歌い方を褒めてもらった思い出」を語った。しかも、「亀ちゃん、良いねえ」と褒めてもらった事を説明する際に、チョッピリ「なっちの喋り方の物真似」が入っていたような気がしたけど、あれは狙ったのか、自然に出たのか、どっちなんだろう?
 日替わりと言えば、お楽しみが「かしましスロット」。自分が観た八王子公演では小春だったので、今度は勿論違うメンバーがいいなあ。さゆ来ないかな? で、結果は
 久住小春
 前回のレポートにも貼ったけど、また歌詞を悔しさ混じりに貼ります。
 「新潟県です米処 玄米キラキラおいしいよ キラキラといえばきらりん レボレボリューション」

 後半の勢いつき過ぎな曲達の中では、シャボン玉でのれいなが特に印象的。ハードな今ツアーで、しかもセンターの一人としてステージに立っていながら、れいなのタフっぷりには驚くばかり。シャボン玉みたいなハードナンバーでも、余裕すら感じられるほど。愛ちゃんにしても、れいなにしても、細いのにあの体力は素晴らしい。観ているヲタの方がスタミナ切れるんじゃないかと思うほど。

 センター二人が、そんな風にセンターである事に説得力ある存在感を見せるステージである今ツアーは、それゆえに他のメンバーも安心して輝けているように思える。パート割は二人に集中していても、不思議と見終えた時の印象は全員分あって、しかも全員それぞれに見せ場があった事を思い出せる。
 実は八王子の時はラスト近くで披露される「みかん」で胸が熱くなった。この9人だからこそ、すべてのシングルを歌うなんて無謀なセットリストによるツアーが開催出来る事を実感して、9人娘。が明るい未来を歌う「みかん」に思いが極まったのだと、後になって思う。
 そして、宇都宮では「みかん」の次に歌う、アンコール前ラストの「歩いてる」で感無量になった。今、確かに9人は新しい道を歩いてる。ちょっと気が早いけど、秋ツアーも格好良くハードなものを期待してみたい。そんな希望を感じた宇都宮公演でした。


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