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「過去記事を振り返る」 ハロプロエッグ デリバリーステーション04レポート ~亀戸に六つだけの花~

2013-10-23 22:49:04 | ライブ!2008
 この記事は2008年5月27日に発表されたものです。
 ※元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/d761b63ec32e28c7452050a769961b86


 5/25、℃-uteを楽しんだあと、夕方亀戸に移動してエッグを観に行きました。「ハロプロエッグ デリバリーステーション04」です。なんだかんだで、この企画も四回目。ヲタにも浸透してきたのか、回を追う毎にヲタが増えてきた印象。
  その辺の事情を考慮してか今回は朝のうちに整理券が配られ、整理券を持っている人からまずはステージ前のベンチに誘導となり、残った席が自由席として解放 されました。私はベンチの後ろで立ち見です。客席には℃-uteイベント帰り、或いはBuono!イベント行く途中のヲタもチラホラいまして、自分が私服 の下に舞美Tを着ていたように、℃-ute関連のTを下に着てるっぽいヲタもいました。
 メンバーによる注意事項の説明が流れたあと、場内には宣伝なのかHigh-Kingの「シンデレラコンプレックス」が流れ始めました。あまり反応はない感じで、アイドルヲタ受けばしない曲なのかな?と少し残念に思いながら開演を待ちます。

 会場は、サンストリートというショッピングセンターの野外広場なので、買い物客も足を止めて見ています。ハロプロエッグのアピールチャンスです。
 17:00にイベントスタート。今回の出演メンバーは、田中杏里、仙石みなみ、森咲樹、西念未彩、和田彩花、小川紗季。 一曲目は「Hello to you」。毎回この曲で始まり、毎回同じセットリストなので、また同じか?とネガティブな予感が頭を過る。客席は普通に盛り上がっていて、買い物客がそれを不思議そうに見ている。お構いなしにヲタは踊る。
 メンバーはカラーシャツにネクタイ、下はミニスカート。杜の都仙台っ子の仙石ちゃんは緑シャツで、環境活動ユニット「ともいき木を植えたい」メンバーで名字も木のイメージなモリサキちゃんは何故か茶色。これは「土のイメージ」という事ですか?
 二曲目は「YEAH! めっちゃホリデイ」。この曲は大人数向きではないと思うのだが、案の定ドタバタしたステージングに。こういう曲は目立ったもん勝ちなので、これはモッタイナイ。

  曲が終わり毎度恒例の、名前を書いたスケッチブックを見せながらの自己紹介が始まった。声援で判断するかぎり、人気は小川仙石が高く、続いて「狼では一部 で話題の」西念かな。でも、「サイネン」と叫んでいるヲタのほとんどはネタでやってるに違いない。ただ、今日の生サイネンは割と可愛い方というか普通だっ たので、ネタはネタにならない雰囲気かな。
 三曲目は「LOVEマシーン」。これも毎回歌っているので新鮮味は無い。新鮮味は無いんだけど、ミニスカートでラブマの「ちょっとオーバーアクション」な振り付けをやるものだからスカートが翻り、見せパンチラリ状態。これはマズイ事に(苦笑)。
 こういう衣装で、いやこういう衣装だからか、更に激しい曲は続き、四曲目は「友情純情oh青春」。腕を回し跳びはねるメンバーは笑顔全開。多分前のヲタは落ち着いて見ていられなかったと推測。次回から整理券を求める列が増えたりするんじゃないだろうか(苦笑)。
 そしてラストは「ここにいるぜぇ!」。 跳びはねたり、足を振り上げたりするナンバーを敢えてやるとは! 私が密かに「あいぼんキック」と名付けている「今ここで叫ぶぜぇYEAH」の部分、惜し げもなく仙石ちゃん他数名がキックをしました。多分前のヲタは身動き取れない衝撃に見舞われた事でしょう。更に、ラストの後ろを向いてお尻を突き出す振り 付けでは全員が…。もう前の客は「時間よ止まれ」とか思っていたんじゃないでしょうか? この部分の振り付けがこんなにエロい(苦笑)ものだとは、今まで モーニング娘。コンサートでは気がつきませんでした(笑)。

 なんか歌やダンスの話よりも、見せパンレポートになってしまいましたが、こ れは「次回公演の集客増」を狙った宣伝記事のつもりではありません。ハッキリ言って警告記事です。どっかの小ホールか何かでやっているのなら、まあ良しと しても、ここはショッピングセンターですよ。買い物客も見ている訳ですよ。ちゃんと看板に「ハロプロ」と書かれてあるんですよ。前の席のヲタは喜んでも、 ハロプロにとってはマイナスでしかない演出ではないでしょうか。まあ、堅い事言うなと言われてしまいそうですが、笑顔で可愛く踊るメンバーがちょっと不憫 に思えたので。

 笑顔で可愛くと書きましたが、エッグメンバーもだいぶ垢抜けてアイドルらしさが滲み出てくるようになったなと感じまし た。もう西念もネタにならないのではないでしょうか。からかっていたつもりが、いつの間にかヲタになっていた…そんな人もいるんじゃないですか? 個人的 には、オガサキの潜在能力、仙石ちゃんの明るさ、モリサキちゃんの笑顔もポイントでしたが、和田あやちょ彩花と田中杏里の、「ちょっと地味だけど綺麗な色 の花」みたいな奥ゆかしい存在感が気になって、しばらく二人の事を少し気にかけておこうと脳内メモをしたのでした。
 ただ、歌やダンスは相変わらずなので、事務所には「エッグにちゃんとレッスンさせろ」と要望書いておきます。


<2013年の追記>

 以前、ハロプロエッグはサンストリート亀戸という小ぶりなショッピングセンターで毎月イベントを行なっていました。内容は記事にあるようなものを毎月参加メンバーを変えながら行なっていたものです。エッグによるイベントですから、勿論真野ちゃんやキッカも出演した事はあります。MCで、お互いバスケが得意という事で宣戦布告をしたエピソードもあります。

 今振り返ってみると、エッグはこういう風に歌える場所があったのは恵まれていたなと思うのでした。真野ちゃんのようにその後「音楽ガッタス」に参加したメンバーはともかく、その後エッグからスマイレージに選ばれたメンバーはこのイベントで「人前で歌うための度胸」はかなり養われたのではないかなと思います。
 時は巡って今、研修生上がりのメンバーもデビューの段階になると結構な完成度で出てきます。それは研修生として歌える場がちゃんとある事が大きい。そういうノウハウはこの記事の頃にエッグで培ったデータが蓄積されていき、それが現在にフィードバックされているのだななんて感じながら、アイドルという業界だってれっきとした商売である事を再確認する次第です。

 エッグもそうでしたが、研修生も人の動きが激しい。事務所の見解では「研修生はデビュー前の、いわばタレントではない一般人」ですから、いくらファンが付いていようと辞める時は突然です。だからこそ、研修生に選ばれた子は悔いのなきよう頑張って力を磨いてほしいし、残念ながらハロプロ研修生から去る事になっても、ここで得た何かを良き経験として心の財産にしてほしいななんて思う今日この頃です。
今回紹介した記事にも今は芸能界にはいないメンバーもいますが、きっとハロプロエッグで得た経験は無駄にはなっていないと信じます。


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