フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

夏の記憶 次の未来

2009-10-27 22:03:41 | ハロプロ(℃)

 梅田えりかさんが℃-uteを卒業して、翌日には公式サイトから梅さんが消えました。もう、℃-uteではないんだ。もう、ハロプロでもないんだ。そんな現実をネットで知る。形のないものにリアリティがある。便利なような、怖いような、そんな現代テクノロジー。
 自分はまだ、梅さんが旅立って行った事が信じられないままです。ラストステージを観ていないから、今ひとつ実感がない。もしかすると、コンサート参加者がみんなで嘘を書いて騙しているんじゃないか? 実は、大阪公演は普通の千秋楽公演だったのかもしれない。黄色いタオルの画像?誰かが作ったコラ写真ですよね?
 ネットというものが無ければ、最終日にどんなステージだったかなんて、DVD見るまでわからないままだっただろう。予備知識なんてない方がDVDを楽しめたのにと思う強がり。

 梅さんは「忘れたくない夏」を歌ったそうです。いや、歌ったらしいです(どこまで疑い深いんだ苦笑)。「僕らの輝き」を歌って欲しかったという意見もありました。この曲は910の日イベントで梅さんが「栞菜パートは皆さんも歌ってください」と煽りながら歌いました。
 だから今回は無し。これでいいんです。この曲は「岡井ちゃんのための歌」だって事くらい、気配り屋な梅さんは理解している。だから歌う筈がありません。
 つまり、「忘れたくない夏」を歌ったのは大正解なのです。

 梅さんが℃-uteを旅立っていく事が発表されてすぐ、私はブログに「アイドル活動というものは夏みたいなものなのだ」という記事を書きました。
 「梅田えりかの新しい季節」 (8/2の記事)
 梅さんも、もしかすると℃-uteでの活動というものを「夏」になぞらえていたのかもしれません。「忘れたくない夏」は「忘れたくない℃-ute」なのです。

 梅さんの7年間の「夏」は、楽しい事ばかりではなく、辛い事もあった事でしょう。元々優しい性格なのだと思いますが、年下メンバーを優しい視線で見守る梅さんの心。人は悲しみが多いほど人に優しく出来る。金八先生がそう言っていますが、自分もそう思います。
 色々、挫折を経験してきたから、人に優しい梅田えりかさんなのです。

 ああ、名残惜しい。

 愛理が今回のツアー日替わり写真に描き続けたイラストは、梅さんがお父さん役の℃-ute一家でした。これを初日から描き続けて、千秋楽で一つのストーリーが完結する。その中での、えりかお父さんは、さよならをした訳ではなく、ちょっと出掛けに行った。今回の梅さんの旅立ちを、愛理はそう解釈しているようです。

 これは正解なのだと思います。梅さんなら、これからも℃-uteのコンサートや舞台を見に来てくれそうだ。めぐや栞菜がどうのという意味ではなく、梅さんはなんかまだ℃-uteの一員な気がするから。
 梅さんはまだ℃-uteから旅立っていない。少なくとも、心は置いたまま新しい道を歩き始めたのです。
 新しい道では、全力な梅田えりかが見たい。今までと違う姿を見せてほしいです。ふわっとした梅さんが好きですが、これからはグループではなく、「個」が重要になってくるのだから、優しさだけでなく強さも見せてほしいと期待します。


 新生℃-uteの最初のイベントが決まりました。11/18に発売される「℃-uteなんです!全シングル集めちゃいましたっ!(1)」の初回盤を購入した方なら、もれなく参加出来るというイベント。
 日にちは11/21。場所は、よみうりランドイースト。また、このイベントにちなんだ企画もスタートしました。

 イベントのお知らせ
http://www.helloproject.com/event/0910260000_event_cute.html
 ℃-uteに歌ってほしい曲を募集
http://www.helloproject.com/cute-best2009/index.html

 ℃-uteのナンバーで好きな曲を三曲ノミネート。それを集計して人気のある曲を決めようという企画。その結果を元に、イベントで歌う曲を決めるそうです。興味ある方は是非参加してみてください。

コメント (2)
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