よくヲタの間で「前列メンバー」「推されメンバー」という言葉が交わされます。グループ内で目立つポジションにいるという意味です。その反対の意味で、「後列メンバー」「干されメンバー」というものがあります。ヲタはよく、このクラス分けをベースに論争をしていますが、今はそれどころじゃない気もします。シビアな言い方をすれば、今は現ハロプロ自体が芸能界から見て干されメンになりつつあるような気がします。なんとかしてほしい今日この頃。
こういう状況の時は、日頃後列メンバーに甘んじながらも頑張っているメンバーのバイタリティーを見習い、メンバーみんながタフにホットに前進してもらいたいと思います。
そんなタフでホットなメンバーの一人、須藤茉麻ちゃんは今日が誕生日。おめでとうございます!Berryz工房のメンバーからはどんなプレゼントを貰ったのかな。
ハロプロキッズ時代のベリメンをよく知らない人には、ちょっと信じがたいかもしれませんが(茉麻ゴメン)、茉麻はキッズのエース的存在の一人でした。それ故に、ブギートレイン03のバックには居たのに、ZYXやあぁ!に茉麻が参加せず放置されていたのは不思議に思ったものです。
「菅谷梨沙子と同じく、温存しているのだろう」
そう思っていました。いやマジメです。本気です。当時の私は、茉麻は秘密兵器くらいの存在に思っていました。
その期待通りに、Berryz工房のスターティングメンバーの名前に「須藤茉麻」の名前を見つけた時は、「やはり茉麻来たな」とBerryz工房エース須藤茉麻に期待をしていました。
この文を読んで、お前は冗談を書いているなと思われている方もいるかと思いますが、大マジメにそう思っていました。梨沙子は確かに超美少女だけれど、まだ年齢が子供過ぎる。既に隠れヲタ状態でウォッチしていたつぐさんは、まだプロになりきれていない頃でした。私は必然的に茉麻に注目して、活躍を期待していたのです。
その期待通りに、デビュー曲では大サビで茉麻の周りをベリメンがグルグル回るという別格扱い。まさにエースの風格。
しかし、その後は知っての通りです。こうして書いているデビュー当時の事が冗談に見えてしまう現況です(茉麻ゴメン)。
しかし、茉麻は決して投げやりになる事なく、Berryz工房のエースにはなれなかったけれど、Berryz工房のお母さんになった。
メンバーみんなに信頼され頼られる。このような子がいるグループは強い。そして、ハロプロは今までもそういう子を必ずグループに置いていた。かつてのモーニング娘。の保田圭さんがそうだったように。
輝ける場所に一番近いのは前列メンバーかもしれません。でも、輝き方は一通りではありません。茉麻が選んだ輝き方は一見地味ではありますが、ちゃんとBerryz工房を応援している人達は見ていますよ。その輝きを。Berryz工房好きな人に茉麻の事を嫌いな人はいない!(言い切ります)
今、ハロプロメンバーはみんな色々な葛藤に悩まされているのでは?などと余計な心配をしている日々ですが、今こそ後列メンバーのバイタリティーを見習って頑張れ!と改めて書きます。茉麻のイメージカラーはブルーですが、メンバーもヲタも、気分をブルーにしている時じゃないですよとゆいたいです。
<今回の一曲> (茉麻に贈ります)
佐野元春 約束の橋