なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

鮎のフライ釣り(2020802)

2020年08月03日 22時46分33秒 | 机上釣
鮎のフライ釣り(2020802)

昨日延竿の鮎チンチン釣り市販仕掛けでミニ鮎1匹が釣れた。
他、アタリも結構あり、針を追う鮎の姿も見えた。
ただ、針を咥えて離すスピードが速く、フックアップし難いことも判明。
ウキが抵抗の少ないフライ用だったからか針先でテンションが抜けるのだろう。
ラインを張り続けるには、リトリーブ・スイング・アウトリガー、そして高浮力のルースニングが要る。

リトリーブスイングの場合、極小の鮎専用鈎をマルチドロッパーで使えば可能だ。
水深20−30cm程度の浅場だから普通のシンクティップが使える。
棚の微調整が何度も必要ならNTスイベル8号と粘度オモリを使えば良い。

アウトリガーは針先行になり、テイクで短時間のテンション抜けが生じる。
反応の素早い鮎ではこの間が敗因で、鮎が喰ったことすら知らずに終わる。
 
ルースニングはウキ先行で鈎は川底を引き摺らせるらしい。
水面を捉える玉ウキ、細いリーダー、がん玉1号前後、細いハリスとのこと。
ウキ下は水深の1.5倍程度、ウキは駄菓子屋で売っているようなものでOK。
 
フライタックルを使うならスイング系とルース系が自由に選べれば最高。

ルースニングで玉ウキを使うので昔ながらのゴム管をループトゥループの接続部に通せば良い。
フルックスのLLマーカーでも良さそう。

フライの場合、シングルハンド8ft#2とDT#2Fの組み合わせが使い易そうで、そうなるとスイング系が最も楽。
メンディングステイで流すレーンとタナを保ちながら誘い続けて喰わすオイカワと全く同じ方法だ。
オイカワと決定的に違うのは鈎の特殊性。
オイカワは基本的に何でも良いと思うが鮎は違う。
バケ針という藤本悦雄氏が発明したパターンを使う。
この藤本悦雄氏オリジナルのバケ針は何と「石のコケ」イミテートとのこと。
海藻で寒ブダイ、水草でアオウオを狙うのは有名だけれど、天然植物の模造品(mimic)で釣りが成立するとは驚きだ。
これは世界に誇る藤本悦雄氏の天才的な発見ではなかろうか。

大分の七瀬川は小河川、鮎は決して大きくはない。
なのでティペットは0.25号が使える。
もし大野川など尺アユすら掛かる大河川なら0.8号は使いたいが、それはまた別の話。

また、メンディングステイだと大きな鮎パターンのミノーフライと鮎掛け針を使い擬似友釣りも出来る。
鮎のミノーフライは口部分にシンカーを入れ、ライン送りで頭から沈む構造にする。
ミノーフライを下流へ送ってラインを緩ませて口から沈降、直ぐシャクって石を喰ませる。
これをメンディングステイで一定のレーンに留めて繰り返していく。
ただ掛かれば内臓に達する致死的な深刺さり、なので必要数だけの釣りになる。

そう考えると、私はバケ針のメンディングステイで鮎を目指すのが私なりの筋。
延竿のウキ仕掛けとSH8ft#2のメンディングステイの2つを持って川に入ろう。
誘う方向が真逆な2つのタックル、実績の前者に挑む後者という試合。

でも何時?

追記)参考釣り情報
「アユ毛鉤1本釣り仕掛け」蚊鉤思考室 石香書屋様の記事。
http://kebari.jugem.jp/?month=201706
「「鮎鉤工房」のバケ針とチンチン釣り」眩影様の記事
https://ameblo.jp/gen-ei-fisherman/entry-12514966960.html

追々記)バケ針試作8本、本家本元には及びもつかない、、、



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