なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

辛子高菜は辛いから(20240509)

2024年05月09日 20時42分21秒 | 日記

辛子高菜は辛いから(20240509)

先日、温泉場でラーメンを頼んだ。
GW中なので混み合い、大テーブルの相席で、そこで80歳過ぎのお婆さんに注文するシステム。
雨の中、大テーブルに3組ほど着席させられ、お婆さんが注文をとっていく。
「あれ、私たちの方が先やけど」
先に着いていたお父さんお母さんが小言いう、けれどお婆さんは耳が遠いらしい。
3番目の客が一番先で2番客は私だけれど、一番客のお母さんがそうゴネている。
ここは私も聞こえないふり、お婆さんが振り向いた瞬間、私は下を向きゴソゴソ。
そこでようやくお婆さんが1番客へ向かった。

結局それで最後の私、満を持し「とんこつラーメンチャーシュー5枚にライス、それと辛子高菜が二つ」と注文。
すると、それを書き留めるお婆さんの手が止まった。
「辛子高菜二つ? 辛子高菜は辛いけん、一つにしよ」
愕然とした。
辛子高菜が底をついた、というわけではなく、単にお婆さんの、それこそ老婆心。
「辛子高菜は辛いから」という親心で私の二つはキャンセル、一つになった。
お金を払えば手に入る、と思った辛子高菜二つ、それが老婆心でたったの一つ。

客に小言を言われながら、繁忙期でテンテコ舞いするお婆さんに、私は無理を言えなかった。
そればかりか大好きな辛子高菜を、お前は一つで充分と、お婆さんに押し切られてしまった。
気を遣ったといえば気を遣ったけれど、せっかく来店したのに、お婆さんに気遣い我慢する。
かたや正面のご夫婦はお婆さんに遠慮ない。
そしてお婆さんも私に遠慮ない。
しかも他の客はもう食べていて、入店2番目の私が最後になった。
気を遣った私が一人で損した、その全体の構図が滑稽に見え、笑えてきた。
でも、一人で笑っていると薄気味悪いだろうから、それを必死に噛み殺し。

15分ほどで、豚骨ラーメンチャーシュー5枚ライスと高菜キムチ一皿、到着。

高菜キムチ、少なっ!
写真だと大きく見えるが、これはコンバージョン効果、実際はかなり小さい。
お婆さん、オレ、これを二皿、食べたかったよ。
そう思いながら食べる、一番気を遣い一番損した私。
するとまた笑いのツボにハマり、むせそうになった。

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ボイスメモ(20240509)

2024年05月09日 19時48分44秒 | 日記

ボイスメモ(20240509)

今朝の出勤時、運転しながら考えたことを、音声記録しようと思い立った。
でもiPhoneでSiriは使わないし、音声SNSは送信してしまう。
なので音声記録ソフトをハンズフリーで奥に訊ねた。
両手はハンドルで塞がっている。

音声記録は何でするん?
「ああ、ボイスメモ」
ボイスメモ?どこにあるん?
「ちょっと待って、画面の4ぺージ目の左から4番目の上から4番目にあるよ」
ああ、ありがとう

赤信号の一時停止、私のiPhoneで確認すると、それは2ぺージ目の左から3番目の上から2番目だった。

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夕方キャス練(20240509)

2024年05月09日 19時37分34秒 | 実釣

夕方キャス練(20240509)


移動途中の30分。
すると先客あり、餌釣りのお父さん、オイカワを次々に釣り上げている、2流しに1匹ペース。
このお父さんの下流にイン、邪魔にならないように。
本当は、ヘラクレスなバイキングスティックのクラン17ft#9/10dで、Rio-ScandiHead710grをブチ投げたかったけれど、この川のオイカワだけじゃなく、お父さんまで驚かせてしまう。
それで遠慮し、軽量ラインを選んだ。
Rioの試し投げも、悪くはないので。

1)DH12.8ft#6、Rio-Scandi-F360gr(9.5m23.3g)、フロロ10号10ft、フロロ0.8号オイカワ5本マルチ
火曜に気付いた右上手の暴走、これを抑えることに専念。
右手任せでサボる左手に鞭打ちながら。
でも、どうかすると右手が左手を無視し暴走しだす。
コラコラ右手スタンドプレーは止しなさい、そう右手に言い聞かせながら、何やってんだ左手しっかり働けと、檄を飛ばす。
左右を上手くいなすと、リフトで左右が同じ高さになり、これが第一の目安。
次の目安が、フォアキャスト直後の左右拳が上下位置。
今までは右上手が爆速で左下手を追い越し前へ出てしまっていた。
その結果、ラインがバウンドし、タイミングが早ければ力抜けしてしまった。
これはスカジットキャストの上手使いの癖そのもの、シングルスペイだと、これが邪魔する。
ラインストレッチでスカジットキャスト系を使うので、その違いが良く分かる。
また、キャストアウトした後、ゆっくりティップを下げるとややワイドループの遠投になる。
5本マルチがほとんどジャムらなかったのは、Rioラインのおかげか、それとも暴れ右上手をいなしサボり左下手に鞭打ったからか、よく分からなかったけれど。
それでも、上流のお父さんの釣りを邪魔せず、目の前の魚たちも驚かせず釣りできた。
釣れたのは12cm前後のウグイばかり。
お父さんはオイカワだったから、下流はウグイ場なのだ多分。
急いでいたので、上流のお父さんには挨拶せず。
今度お会いしたら釣果を伺ってみよう。
真顔でニヤけず、真摯な顔で。
けっして、笑ってはいけない。

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川との対話(20240509)

2024年05月09日 12時59分43秒 | 机上釣

川との対話(20240509)

「一対一の対話」シリーズ。
考えてみれば、私の釣りも「一対一の対話」だ。
水の外と内の世界は決して共存できない。
水の中は鰓が必要だし陸の上は肺が要る。
なのでヒトが陸上から水中を見るとき、生き延びれない水中を、ただ想うしかない。
水中の魚が陸上を見るときもまた同じ。
ただし、陸上の私たちには、手段がある。
それが釣具だ。

子供の頃、始めの釣竿は千切った熊笹で、それが1.5mの裏庭の篠竹、2m200円の竹の継竿、3m3000円4.5m5000円のグラスロッドに代わっていった。
でも釣れる範囲は半径数m以内、2000円1mリール竿を手に入れ小田原オモリ20号を投げ込んでもハゼかフナが関の山だった。
本当はもっと素晴らしい大きな魚がたくさん居るのに、その素晴らしい魚の巣に、私たちは近寄ることすら出来なかった。

今、フライシステムを手に入れ、遠投の技術を磨いている。
すると、今まで近付くことの出来なかった素晴らしい魚の巣が、ついそこに、手を伸ばせば届く位置に、見えてきた。
水面は今でも私と魚を分けている。
でもその水面の中のどこまでも、この手を伸ばしていけるように感じる。
そして私の手は、水面下のずっと向こうの魚の巣から、素晴らしく美しい一匹を、この水面の上へ手繰り寄せることが出来る。
水の上から水の中へ想いを馳せ、ずっと沖の深く素晴らしい魚の巣にアプローチする。
そしてそこは、子供の頃から夢見た場所、魚の楽園。
そこに私は、この手を入れることが出来るのだ。

つまり、釣れる釣れないではない。
ずっと沖の深く素晴らしい魚の楽園、そこに私のこの手が入るのだ。
私の手となる鈎が、その楽園で魚を探す。
でも、そう簡単に素晴らしい魚は捕まってくれない。
近付いては逃げ、噛んでは離し、そしてとうとう、この手に捕まってくれる。
それを沖の碧く深い魚の巣から、私は引き上げる、この目で確認するために。
素晴らしい魚、これがあの素晴らしい碧い巣にたくさん居る。
私がどう足掻いても決して辿り着けない沖の碧く深い魚の巣、それが今この間近にある。
その碧く深い川底に想いを馳せる、その瞬間、私はその川と「一対一で対話」している。
なんと素晴らしい体験だ。
もはや魚なんて釣れなくて良いじゃないか、その碧く深い川底と「一対一の対話」出来るなら。
ハナからC&R、初めから魚なんか要らないのだ。
碧く深い河川と対話する、それが一番大切に感じる。

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バーナード組織の3要素(20240509)

2024年05月09日 12時59分27秒 | 日記

バーナード組織の3要素(20240509)

仕事続きで空き時間がなかなかない。
土日の空き時間は日曜午後のみ、でも雨予報。
月曜から平日が始まり木曜には東京出発、帰宅は日曜深夜。
で月曜からまだ怒涛の平日が始まる。
この時期はどうしてもそうなるから仕方ないのだ。

社会生活は、上手くいくいかないは別として、全力を尽くす。
一番危険なのは、「期待や願望」に少しでも軸足を置くこと。
足元から必ずブレるので。
なのでベストは、「見通し」に軸足を置くこと。
そうすると、多少の不具合や意外な成功に惑わない。
見つめるものは、そんなところにないのだから。
それより、「見通し」がより良い形でより確実に実現するよう、今できることを丁寧に行うべきだ。
それなら、思いがけない失敗や成功に、一喜一憂せずに済む。

これを集団で考えたのが「チェスター・バーナード」の「経営者の役割(1938年)」。
そのなかで、
『彼は組織をシステムとして定義し、「意識的に調整された2人またはそれ以上の人々の活動や諸力のシステム」とした。
これは公式組織の定義であるが、その成立のための条件として組織の3要素:共通目的(組織目的)・協働意志(貢献意欲)・コミュニケーションを示した。』
https://ja.wikipedia.org/wiki/チェスター・バーナード

つまり、「共通目的」「貢献意欲」「コミニュケーション」の3要素が、組織の運営に役立つという。
バーナード組織の3要素とは?わかりやすく解説」by 武蔵野コラム様
https://www.m-keiei.jp/musashinocolumn/management/barnardorganization

この3要素を組織リーダー目線で見ると下記となる。
「見通し(ビジョン)の提示」「見通し(ビジョン)の共有」「作業経験の活用」
この組織メンバー目線が下記。
「ゴールの周知」「ゴールへの個人努力」「ゴールへの集団協力」
だからもし、2人以上の集団を統率する際に、
1.ビジョンを示す
2.ビジョンを共有する
3.ビジョンに関連した経験を集合知化する
ことが大切になる。
この時のメンバー目線は下記となる。
a .分かり易いビジョン
b .報われる個人努力
c .心地よい集団協力
だから監督する方は、メンバーの努力が報われ、快く協力し合える環境の構築が重要になる。
ここをしくじると組織はクラスター化し、千々に崩壊する。
その多くの場合、ビジョン提示ビジョン共有が最初から失敗している気がする。
だから逆に考えると、提示したビジョンを共有できるメンバーを集めることが大切で楽、当たり前だけれど。
メンバーがただの寄せ集めで一定の方向性を持たない場合、リーダーは個々のメンバーへ「一対一の対話」を通じ、向かうべきビジョンを提示し支持を得る必要がある。
「一対一の対話」これは昨日考えたように、相手以外一切見ない対話姿勢のこと。
対話の効果やその自分の姿について一顧だにせず。
そんなハートフルな運営ができれば最高だと思う。
けっして希望や期待に浮かれることなかれ。

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