海碧し(20240516)
移動開始。
年休とはいえ、今日は大切な会食、たぶん深夜まで。
本当の年休は明日、東京から始まる。
実家に寄るのは未定、宮城滞在は3日間、その正味2日間が釣り。
釣具はもう全部送ってしまって手元にない。
なので、これから釣りするなんて気が全くしない。
私は本当に釣りするのか、そんなとぼけた気すらある。
ただ、シミュレーションはもう済んでいて、あとは無心に川へ向かうだけ。
見通しがあるとすれば、それは河原でスペイかメンディングする姿のみで、残念だけれど、釣れるイメージは全くない。
釣れることを敢えて避けているのか、と思うほど。
五ヶ瀬があまりに釣れず、釣れることを忘れたのか、キャストやメンディングのイメージしか浮かばない。
でも、それで良いのだ。
もう本当にそれで良い。
そんな気持ちに驚いている。
空港から見る海は碧く、大分の山々もまた蒼い。
もう全部それで良い気がする。
山蒼し(20240516)
朝の気温17度、少し肌寒い。
薄着の小学生が駆け足で横断歩道を渡る、しっかり手を挙げながら。
その学童を見守る青少協の方々が行き交う車列と会釈を交わす。
ここはそんな皆の地元、そこを朝陽が照らす。
車を進めると、眼前に由布岳鶴見岳、それが全部、碧く輝いている。
いつのまにか、もうそんな季節になっていた。