なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

雷鳴キャス練(202040506)

2024年05月06日 11時13分00秒 | 実釣

雷鳴キャス練(202040506)


0900-0930、30分、大分川府内大橋水位0.03m、雨、気温19度。
1)DH17ft#9/10、Rio-Scandi#11(710gr46g12.2m)、フロロ10号/3.5号/ナイロン1.5号、鈎なし
シーバスボイルなし、雑魚ライズもなし。
雨天なのでウェーダー、ジャケット、レインカフを使用、バック、ステッキ、ネットは持ち込まず。
右上手右足前、ナイロンラインは18ストロークほど引き出す。
以前、CNDのGT16ft#12で700grラインを投げた時、22ストロークは軽く出たから、飛距離は全然。
雨がフード内に入り、キャスト姿勢は窮屈になる。
今回の調整点は3つ。
1)ストレッチ前のライン操作を急がない
気が急きライン操作を早めるとストレッチ前にジャムってしまう。
なので、ストレッチ前はかなり緩いライン操作がベスト。
2)慎重なリフト
急なリフトでラインがバウンドする。
なので緩くリフトする。
そうするとラインが暴れずクラッシュしない。
3)リフトの下手は上手と同じ高さ
下手の高いリフトだとロッドティップの低い位置からスイープが始まり、Dからローンチまでの動線が長く回転角も大きくなる。
結果、後方に深いDループが作れる。
下手が低いとロッドティップが上がったままで、ティップ動線が極端に短く、回転角も小さく終わる。
結果、Dループが深くならない。
そんな事に注意しながらキャス練すると、今度は重心移動や高いDローンチをし忘れる。
コチラに専念すればアチラを忘れる、つまり、練習が足らない。

そうしていると、頭上をジェット機が通った。
機体は見えない。
また通った。
今度は何機も錯綜する。
機体はまだ見えない、というか、これ雷鳴!
府内大橋の上をジョット機は飛ばない、ここは市街地なので。
もうジェット機というより明らかな雷鳴が轟きまくっている。
慌てて退散した。
これで雷に打たれたら神の啓示だな、そう思いながら。
河原を急ぐ私の向こう、救急車が何台も走っていった。

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5月6日の朝(20240506)

2024年05月06日 06時30分32秒 | 日記

5月6日の朝(20240506)

朝5時前、まだ暗いのにカラスがヒト鳴き。
午前6時、夜が明けたのに窓辺はまだ暗く、響くような雨脚。
玄関から出てみると、外は本降りだった。

奥と娘はアニメ映画を見に行くという。
じゃオレもいく
「えー、家族3人でアニメ見にきたって思われる」
じゃ釣りにいく
「雨すごいでしょ、ダメよ」

こんな展開を予想していたけれど、いざその通りになると腹立たしく感じる、もちろん天気に。
天気を恨む、5月6日を恨む、そんな自分の運命を恨む。
ちょっと待て、今日は無計画って決めたはずだが?

あれこれ計画するのは願望であって、それが満たされず逆恨みするのは間違いだ。
しかも天に逆恨みなんて、どれほどのアホだ、夜明け前のカラスが聞いて呆れる。
日々の生活、毎日のこの瞬間瞬間、無計画で良いじゃないか。
こうしたいああなりたいと希望願望夢想空想するからイケナイ、叶わねば辛くなるのが決まってる。
バカな事だ、その時その瞬間に、最善の対応していけば良いのに。

もちろん、事前に予定を立てることは楽しく、それそのものがレジャー化する。
希望願望夢想空想の世界を縦横無尽に行き来できるので。
でもそれが逆に危険をはらむこともある、例えば、ヒグマ警告地への登山、悪天候時の入渓や出船だ。
今回の私のように、行けなくなったことを恨めしく思うその悪い感情も、計画したからこその出来事。
対案のないガチガチに硬直した計画が、そもそも危険なのだ。

かといって、日々ノープラン、無計画でその日暮らしが良いわけもない。
寓話「アリとキリギリス」のように、遊んで暮らしたキリギリスは結局アリに喰われてしまった。
そんなこともあるから、ノープランに一生を任せられるはずがない。
計画として「即時即応」が最も優れている。

頭から決めつけて事に取り掛かると、想定外予想外計画外の展開に恨んだり嘆いたり絶望したり、最悪、反社会行動に展開することもある。
将来未来または明日を決めつけることの怖さとリスクだ。

だからといってノープランほど危ないものはない。
「石橋を叩いて渡る」からこそ落ちないのであり、その石橋を過信し落ちてしまうこともある。
「即時相応」が最も正しい選択だ、完璧な計画や無計画よりもはるかに。

とすると今日の「即時相応」、今の私に何ができるのか、外の雨脚、天気予報、河川の水位とwebカメラの状況、そして自分の本心の嗜好に従って、決めていくのが大正解。
そう考えると「天を恨む」などバカげた感情は消えてなくなる、不思議な事に。
いや、不思議でもなんでもない、ただ単にバカげた感情だから、私の中で無視しただけだ。
大切なもの、それはいつもこの眼の前にあり、希望願望夢想空想の中などにない。
そんなことを、この暗い空と響く雨脚に感じた、カラスはあれから黙ったままだけれど。
さて、一日が始まった。
今できることをしていく。

追記)
「即時相応」といっても、事前にシミュレーション(予行)は必要。
いろんな場面を想定して、各々で対応すべきことを考えていく。
例えば、雨が降ったら、増水したら、しなかったら、濁ったら、濁らなかったら、橋下の雨宿りが使えるか否か、そんな状況で、何を選択するか出来るかを、あらかじめリストアップしておく。
そうすると慌てなくて済むし、出来ないことに無駄骨折ることも避けられる。
「計画」との決定的な違いは、決めない事。
だから今後は単語として「計画」は使わず、「シミュレーション(予行)」を使おう。
そうすると、余計で無駄な葛藤と適度な距離を保てる。
些細な事だけれど「勘と願望」の区別ほど大事な事だ。

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