Nonsection Radical

撮影と本の空間

そして神戸

2011年09月25日 | Weblog
神戸に行った。
記憶にある限り初めての神戸だ。
いや、どこか近くまで行ったかもしれないが記憶にはない。
なにしろほぼ京都という場所に住んでいるので、「南」の方には行ったことがないのだ。
だから神戸とはどこが神戸なのかわからなかったので、国鉄神戸駅で降りた。
駅を出た瞬間に、イヤなところに来てしまった、と思った。
キレイで立派な街なのだ。
こういう街では撮るところがない。
つまり興味を引かないのだ。
どちらの方向へ行けばイイのか田舎者にはわからないので南行けば港へ出るだろうと。

西も東もわからないので、テキトーに人の歩く方へついて行ったら港に出た。
新鮮な潮の香りではなく、痛んだ潮の臭いがした。
道路ばかり立派でやたらと信号ばかりで歩くのに適さない。
横浜のような港町らしらさを感じる場所がどこにあるのかわからない。
バス停に観光地図が置いてあったので、それを見ながら歩く事にしたが、困った事に大きな道路しか表示されていないし、実際駅近くには大きな道路しかない。
しかたなく元町、三宮とぶらつくがショッピングタウンには興味がない。
途中、本屋に立ち寄り海事関係の書籍が充実していたので閲覧。
昔愛読していた雑誌の連載記事が単行本になった本が奇跡的に在庫されていたが、買おうかとページを開くと、あれだけ面白かった話が遠い昔の事に感じられて興味がわかず没。
村上水軍の本などあり、誰かさんが喜びそうだなと思った。
結局見るだけで退店。
結局灘まで歩いて終了。
キレイな街である事がわかった。
もっといろいろな場所があるのだろうと想像もついた。
でも、歩道橋を渡ったり、大きな道路を横切ったりしなければ歩けない街というのは歩く者にはツライものがあるんだ。


琵琶湖・沖島5
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歩き疲れるわけ

2011年09月24日 | Weblog
今日も昨日に続いて京都の街を歩いた。
狭い路地にまで進入して渋滞する大通りを避けるクルマに怒りながらのビデオ撮影。
百貨店の駐車場に入るため渋滞する列を見て「永久にそこにいろ」と願いながら、気ままなテクシー(死語)移動だ。
しかし夕方になると足も重くなり、気力も失われてきて、どうしてこんなに体力がないのかと考えてみた。
いつもいつもそう考えてばかりいる。
そして思い当たったのが、「歩き続けているから」。
今日も5時間休みもせずに歩き続けていた。
昼食もとらず、一本の飲料水を摂取しただけ。
1時間も歩くと、身体の脂肪が燃焼され始め、空腹感がなくなってくる。
でも糖分が取り込めないためアタマの働きが鈍くなり、疲れも溜まってくる。
そのまま2345時間と歩くので、当然疲労を回復する機会がないのだ。
そのことに気がついたのは歩き終わってから。
ヘトヘトになっていた。
そこで菓子パンを食すると元気がわいてきた。
簡単な事だったが、休憩するという行為が出来ない性格なのだ。
喫茶店に入って、コーヒーとケーキのセットを食べて休憩、なんてのが最高なのだが、歩き始めると忘れてしまう。
こういう性格のオヤジは、誰かジョシに溺れると周囲が見えなくなってしまい、地獄へ堕ちてしまうので注意が必要だ。
幸いな事に、そんなオヤジを相手にする奇特なジョシはこの世に存在しない。




魚津市新角川1丁目
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京都を彷徨(さまよ)う

2011年09月23日 | Weblog
ブックオフでセールがあるというので、国鉄東海道線に乗って出かける。
背中には買った本を入れるデイパック、腰にはビデオカメラを入れたカバン。
一見、お上りさん風だが、実はお上りさんである。
目的のブックオフに行く道すがらビデオ撮り。
ビデオ撮りの最大の障害はクルマだ。
京都の狭い道をわがもの顔で通りすぎ、騒音をまき散らせていく。
都市部でクルマに乗るメリットがどこにあるのか、渋滞した道を見ていつも思う。
そして「永久にそこで渋滞していろ」と悪口雑言罵詈讒謗を浴びせる。
おまけに時代遅れのバイクの騒音。
いつまでガソリンをまき散らしているんだ。
電気を節約するだけじゃなくて、ガソリンも節約してこそ既成文明から脱却出来るのだろうに。
だいたいビデオの編集のほとんどが、これら騒音をまき散らすクルマ、バイクの音を下げることなので、ことさら腹が立つ。

一件目のブックオフでは、この間チェックしておいた本を買い、会社の文芸部長から「たぶんないだろうけど、もしあったら買ってきて」と頼まれた本をすべてゲット。
ただし、家人からリクエストのあった本は探しても見当たらず。
で、他のお店に行く事に。

裏道をいつもどおりクネクネと歩き、2軒のブックオフを探すが見当たらず。
更に以前にチェックしておいた商店街を撮影しに歩くが、祝日だからか金曜日なのに閉めている店が多く、明日また出直す事に。
そうこうしているうちに尿意をモヨオす事態となる。
京都は案外公衆便所が少ない。
仕方ないと駅方面へ向かうと、こういう時にイイ感じの街並みがあったりする。
しかし撮影していると、道路にジョロジョロと液体を垂らして歩く事になるので、断念して内股の急ぎ足。
京都ヨドバシに飛び込み目的を達する。
そして3階のDVDコーナーである映画を探すが見当たらず。
カメラコーナーはパスして、ソニーの手回しラジオが少しだけ安かったので購入。
日が暮れてきたので、現場復帰せずに帰宅する事に。

連休というので京都の町は観光客で賑わっている。
そのぶん、歩くのに苦労する。
みんな緊張感なく歩きすぎ。ダラダラフラフラヨロヨロ。


京都市下京区佐女牛井町
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いろいろな音色

2011年09月22日 | Weblog
最近ポッドキャストで落としたクラシックやジャズを聴き続けている。
誰のなんという曲かなんてのはわからない。
ただ楽器の音色に「イイ音だなぁ」「なんて楽器なんだろう」と感じているだけ。
知った曲だと聴く事をせずに、メロディを追っかけたりして実は聴いていないという事が多い。
だから知らない曲に耳をそばだてて、こんなメロディに続くんだぁなどと感心したりするほうが楽しい。
その程度の音楽の知識なのだが、不思議と気分転換になって仕事がはかどったりする。
眠くなる事もないのだ。
クラシックというのはなかなか楽しいものだ。
しばらく聴いていけば、そのうち何度か聴いた曲も出来てくるはずで、そうなればそれがなんという曲かもわかってくるかもしれない。
今は、そんな事よりもひとつひとつの音色に聴きほれるばかりなのだ。
NHKFMでもクラシックを聴いたりし始めた。




敦賀市松栄町
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10年遅い

2011年09月21日 | Weblog
午後3時過ぎにケータイにメールが。
口にするのもハズカシいメアドなので、時々エロサイトから迷惑メールがくるのだけれど、今度もその類いかとイソイソと開いてみると家人からであった。
こんな時間に何かといぶかって読むと、読んだ本が大変面白かったので、同じ作者の本はないのかという問い合わせだった。
まったくよぅ。10年遅いんだよぅ。

その本は、satoboが引っ越す時に始末するようにと言っておいた本の中に含まれていた中の一冊で、捨てる時に家人が何気なく拾いだした数冊の中の一冊であった。
今の場所に越してくる時を含め、蔵書のほとんど数千冊を始末したのだけど、これらの本をいつも読んだら面白いと家人やムスメ達にすすめていたのだけれど、誰も興味を持たなかった。
それをたまたま手にしてみると、面白くて夢中になって読んだというわけだ。
しかし、もう他の本はないのだ。
映画はすすめるものを観たら面白かったらしく(当然)、さすがに言われる通りに観るようになったのだけれど、本はこれまで無視していた。
それがやっと開眼したのであったが、遅かった。

今度古本屋に行ったら探してみようと思う。



北陸本線 越中宮崎-市振
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